その言葉聞き飽きた

ＤＶされました。慰謝料もらえますよね。

モラハラされました。慰謝料もらえますよね。

そんなこと法律に書いてないで。

残業代請求を受けた

相手方弁護士Ａ「当職は甲の代理人だ。残業代を請求するから給与明細とか出せよ。残業代計算できないじゃん。あと雇用契約書と就業規則とか。全部出せ。」

弁護士Ｂ「うん，ある範囲で出すね。でもごめん雇用契約書とか就業規則とか作ってないんだ。」

Ａ「は？雇用契約書と就業規則ないとかふざけてんの？それくらい普通あるやろ」

Ｂ「いや，ないのよ。めんご。てかうちの事務所もないで。どうせ君の事務所もないやろ。てかうちなんて残業代の前に残業という概念がないで。休日もな。君もそうやろ。日曜の午後１１時に電話してくるなんておかしいで。」

Ａ「・・・」

休日出勤して残業代を計算

残業代請求は計算が大変だ。

土日も出てきて計算しなければ。

もちろん割増賃金どころか賃金ももらえないが。

改正民法について相談を受けた

とある弁護士「２時から受ける相談の相談カードを見ておこうかな」
（ぺらっ）
相談カード「民法について」

弁護士「アバウトだな…事前に準備はできないな」

相談者「こんにちはー」

弁護士「こんにちは。さて今日の相談は？」

相談者「最近民法が改正されたと新聞に書いてあるんですけど，新聞とか読んでいても内容が全然分からないので親切かつ丁寧にわかりやすく教えて下さい。弁護士さんなら当然知っていますよね。えへへ。ほら新聞の切り抜きもありますよ。」

弁護士「（あー，配偶者居住権てなんか新聞で読んだことあるけど，よくわかんないな。よくある代償金払えないなら売れば？的なのを防ぐために作られたっぽいけど，居住権て何？賃借権？）」

弁護士「まだ施行はされてませんよね。私も勉強中で，正確なところはわかりません」

相談者「あーそうですか」

相談者「民法はもう２年くらいでかわりますよね」

弁護士「そうですね。２０２０年の４月と発表されていたような気がします。うろ覚えですが。私も勉強中です。」



・・・ちなみにこの相談者９０歳である。俺も民法を勉強しなければ。