STを出すときに180度向きを変えなくてはならず、面倒なのでバイクムーバーを自作してみました。
カラーアングルの1800mmを1本購入して両側から650mmをカットします。理由は、両端の角が斜めに処理されているからです。そして、300mmを1本カットして、残りはそのまま使いました。長穴を優先してカット位置を決めました。
サンダーでカットしたのですが、握力が落ちていて大変でした。土の上か板の上アングルを置いて、両手でサンダーを持って押し付けた方が良さそうです。
キャスターは、ユーエイGR-50NZで耐荷重38kgです。2個で76kgですが、STは約150kg弱で後輪だと耐えられそうです。
アングルの組み方を少し工夫しました。理由は、止めるボルトを最小限にしたかったからです。
アングルの合わさる部分には両面テープを貼り、キャスターをボルトで止めます。
キャスターの上部にも両面テープを貼っています。キャスターは販売ページの写真では長穴があいているように見えましたが、届いた物は穴が開いていないので、車輪に傷を付けないように棒を通して下穴を開け、M6のタップでネジを切りました。アングルの中央にボルトが通る穴を開けます。それとスタンドムーバー。
なので、使用したネジはM6を5本だけです。両面テープを貼らないと角度が動いてしまいます。組み方は先端の開きは41cmで、長穴6個目にアングルとキャスターを取り付け、右端は写真のようにしました。
ポイントは、横に付けるアングルを上に向けたことです。手前は足の土踏まずで押したり引いたりできます。両面テープを付けない仮組では、角度が動きアングルがたわみました。両面テープを付けたら大丈夫そうです。もしダメなら、ドリルビスで止めようと思います。
使用方法は回転させるところで、サイドスタンドに以前作った小型ムーバーを入れ、前輪を左に切りムーバーを車体に対し直角に入れて、後輪を支点に手前に引きます。完全に直角ではありませんが引くことができました。
その後に、ムーバーを後輪にセットして向こう側に押します。無事見向きを変えることができました。かなり楽です。
サイドスタンドムーバーを使用するときの注意点は、車体を前に移動させないことです。気を付けないとサイドスタンドが外れて車体を倒します。以前、後輪を乗せる台車を使った時に倒しました。