語源はちょいとわかりませんが、沖縄県に自生している植物の繊維で編み上げる民芸品の総称になっていますが、意味的には「網袋」で間違いないと思います。
アンツクの素材は、海岸線に自生するアダンや麻の植物繊維を使いましたが近年は月桃(げっとう)も使うようになりました。
石垣島をはじめとする八重山諸島はこのアンツク造りが盛んな地域で、ペットボトル入れなども土産物として目にすることが出来ます。
アンツクの材料、月桃は敷地に自生しています。今日は月桃の伐採作業をしました。
この場所は月桃の大きな株が広がり生い茂っている場所です。
あまりにも生い茂って風通しが悪くなってしまい蚊の巣窟に。。定期的に間引きしていますが今回は全て伐採。
野良仕事中、ずっと成り行きを観察しているクロもウロウロ。
長い月桃の茎を使います。私の身長ほどの１８０cm以上の月桃を選び葉を落として行きます。
基準に満たないモノは車寄せの轍に敷き詰めて行きます。舗装してないので、ぬかるんだ時にあまりタイヤが汚れ無くなります。
そして素材として使う月桃の茎がこちら。。
石垣島での野良仕事は普段使う思考は一切使わずにしますので、ヒジョーニ楽しいのです。
五感を刺激する野良仕事は、新たなアイデアを生む大切な時間なんです。
paikaji
