少し晴れ間が見えてきたので、お店の付近を散歩。
出雲、雲南市は斐伊(ひい)川流域の言わずもがな古い歴史の地域です。
斐伊川は古事記で肥河(ひのかわ)として登場してくる幾つもの支流が集まり川幅を広げる河川。古より暴れ川。上空から見ると８つの頭を持つ八枝大蛇(ヤマタノオロチ)の姿そのもの。ヤマタノオロチ退治伝説は氾濫し村を飲み込むこの斐伊川を指している、、と言う説が有力とされてるが、間違い無く、斐伊川はヤマタノオロチです。
現在も大水が出た際のバイパス水路工事があちらこちらで進んでいます。
ここはかなり大掛かりな治水事業でした。
現在は治水事業で災害を減らす事が出来ますが、昔はそうはいきません。人々は暴れ川の近くに祠が置かれ、祈るしか手立てはありません。
水を司る、龍神さんを祀ってなだめるのです。
その龍神信仰の社の１つが八大龍王さんです。
いやぁ～なかなか御参り出来ない龍神さんなんで嬉しかった～。
この灯籠は昭和３３年奉納のようです。
銘文には、八大龍王荒神神殿、、の文字が見えます。
荒ぶる龍神さん。今後共に、宜しくお願い致します。
いやぁ～、良かった。
paikaji
