どうしても現地で実際に確認したかった鉱物が以前からありまして、さてさて石川県から新潟県の下越地方は近くでは無いのですが遠くでもないので、ならば行こうではないの。と富山市内で一泊して強行軍で行って参りました。
今回のお目当ての海岸に到着。
ここで何を探すかと言うと、
これなんです、石英斑岩(せきえいはんがん)。通称、薬石。
この石は古来より体調管理に良いとされ珍重されてきた石です。細胞活性化や免疫力向上の効果があると近年、東北大学や新潟大学で研究が進んできているのです。
気合い入れて探しますよ～。
降りしきる雨の中、頑張りました。ありましたありました。
採集した薬石に線量計で測定してみます。
来た！０．１５マイクロシーベルト以上。これはホルミシス効果のあるラジウム鉱石に匹敵する数値。恐らく、表面をポリッシュすると数値は０．３以上になると思います。
低線量放射線には生物の生存機能を強くする物質が多く含まれています。何千年も前から弱った身体に良いと直感で使い続けたわけです。現在の研究で過去に行われていた医療行為にスポットライトが当たり始め、驚く効果のある石や薬草を使っていたこの国の先人たちの確かな目は、現在の情報化社会では考えられない神業を持っていた特別な人がいた事を証明しているのだと思うのです。
さ、この薬石、楽しみにしていてくださいね。
では。
paikaji
