PAIKAJI-WALKER

沖縄県は石垣島に在住の筆者が全国を渡り歩く様を何となくレポート。。特にテーマもカテゴリーも持たない雑学ブログ。

紀伊田辺から関西空港界隈まで。

2017-12-24 17:12:31 | 行く先々の話し


本日は移動日。宿のチェックインは1600ですから午前中、紀伊田辺散策に行って来ました。

まずは、何がさておき、世界遺産の鬪雞神社へ。通称「権現さん」と呼ばれ、御祭神の中には、熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)も勧請(かんじょう=分霊)されています。


何よりも、この鬪雞神社が人を引き付けるもうひとつの由緒が、壇ノ浦合戦で源氏を勝利に導いた熊野水軍の伝説が今に伝わる神社なんです。神社名の由来は、にゃんと、平家物語壇ノ浦合戦の故事によるもので、源氏と平氏の双方より熊野水軍の援軍を要請された武蔵坊弁慶の父であると伝えられる熊野別当湛増(たんぞう)が、どちらに味方をするかの神意を確認するため、神社本殿の前で赤を平氏、白を源氏に見立てた紅白7羽の鶏を闘わせたことによるものです。

その様子を再現した湛増と弁慶像があります。

なんとも凄い由緒ですな。

拝殿。


ちょうど祝詞奉納です。


境内には御神木の楠。樹齢1200年越え。


で、神意は源氏方にとの事になり、熊野水軍が扇浜から壇之浦に向かった出発地点に行ってみました。

当時の趣はありませんが、山河は当時のままでしょうぞ。


この辺りでしょうかね、、


なかなか来れない場所ですから、貴重な散策になりました。

紀伊半島は津波の際のハザードマップが其処らかしこに貼ってあり、津波タワーや避難ビル表示も目に入ります。

出陣地点を振り返ると、、

この海岸線は綺麗な扇形ですから、有事の際は甚大な被害が予測されています。何とか、巨大地震が起こらない事にはならぬのだろうか、、


で、荷物を預けている宿にテクテク戻りまして、伝票整理。


紀伊田辺駅で特急待ちましょう。


くろしお号に乗って関西空港界隈まで向かいます。


無事、宿に到着。明日石垣島に向かう準備をしましてひとだんらく。

なかなか充実した1日でした。

御朱印ももらったし、良かった良かった。


ん?今日はクリスマスイブか。。まぁ、この年齢になるとあまりと言うか、ワクワクはしないわな。



では、皆様、明日は石垣島からお会いします。





paikaji

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