二十四節季では大寒になりました。
大寒にも３つの時期があります。
1/20～1/24頃を款冬華(ふきのはなさく)→寒いけど草花は春に向けて動き始める頃。
1/25～1/29頃を水沢腹堅(さわみずこおりつめる)→１番寒い頃。
1/30～2/3頃を鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)→鶏が春を感じ卵を産み始める頃。
七十二候と言います。
日本人と言うのは、季節の移ろいを、その観察眼で見事なまでの１年の目録を作り出しました。世界を見渡してもこれほど、自然、季節の動きを人間の目線で細分化している民族は存在していません。
四季があり、自然災害に繰り返し見舞われて来た先人達が、常に自然と対話しようと努力してきた証です。
いよいよ立春も近付いて来ました。寒い寒いもあと１ヶ月です。三寒四温ですから確実に春には向かいますが、まだ油断は禁物。寒さの底はこれから、雪もこれから、、例年そうですから。。
昨夜は満月でした。寒空に燦然と輝く月の美しさは例えようの無い、清らかさを感じます。
さ、今年も良い１年にしたいですね、と言うより、良い１年にする努力をしなければなりません。
では、皆様。
paikaji
