今年もこの日を迎えました。
それぞれの感じ方のある日でもありますが、私にとっては、この世に存在している明確な節目です。私の血縁が途切れず、戦争の脅威から脱した日です。
母方の家系は東京の祖父家に嫁ぎ、東京大空襲のさなか降り注ぐ焼夷弾の中を祖母が長女の母を筆頭に兄弟姉妹と逃げ、父の兄は戦時中パイロット。沖縄戦で空に散っています。
あの混乱の中で、私の血縁は偶然に残り今にいるわけです。
今、存在している血縁と言うのは、その様なめぐり合わせを進んで来たそれぞれの血縁の先頭ランナーでもあるのです。
故郷・家族を胸に戦地戦場で逝った幾多の想いと、送り出した女性の留守を預かる強い想いが今の私達そのもの。
戦場での英霊だけの供養だけでは、戦地で散った方々は浮かばれまい。何故なら、残した家族、御両親、故郷を守るために身を捧げたのですから。
残した家族を守った強い女性へも強い感謝をしなくてはならないと思うのです。
いつ世も女性は立派です。これからも日本の女性は素晴らしい人格者として、日本を支えて欲しいと切に思うのです。
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さて、我々、男性だ。
潔く生きているか?
いざという時、大切なものを身を挺して守れる覚悟があるか?
男性は常に堂々として家族の模範にならなくてはいけない。。。
と言い聞かせるように、毎年、8月15日を迎えているのだが、まだ、私は足りていない。。痛感する日でもあるのです。
あなたにとって、8月15日はどんな日ですか?
paikaji