琥珀というものがあります。ジュエリーとしても世界的に人気がありますがこれがまた、真贋(しんがん、と読みます。本物か偽物か？という意味です。)が難しいのです。
再結晶化したものや人工的に生成したものなどなど、巷にはイミテーションが溢れています。
簡単に判断するには、鑑別機関発行の鑑別鑑定書があるかないかだけとなります。私も信用できる輸入業者からしか怖くて仕入れる事が出来ないほどイミテーションが氾濫しています。残念ながら。。。
しゃて、琥珀とは６５００万年前恐竜がノッシノッシと歩き回っていたころの樹液の「化石」です。１０００万年位から化石っぽくなるのですがこのくらいの時期のモノはコパールと言って正確には琥珀・アンバーと呼ぶことが出来ないのです。
判別方法は耐酸性でチェックします。チェック方法は企業秘密ですのでお見せ出来ませんが、世界中の産地で仕入れて来ているその道のプロに教えてもらった方法ですので一目瞭然なんです。
そんな恐竜時代のタイムカプセル、琥珀は魅力的なジュエリーで個人的に大好きなんです。
琥珀と言えば、虫入り琥珀。もう絶滅した昆虫類が当時のままの姿で閉じこめられています。あまーい香りに寄ってきたのでしょうか？幹から滴る樹液に飲み込まれたんです。
国名出してしまいますが、お隣、中国では現存種を閉じ込めた笑ってしまう「アクセサリー」も売っているのでお気を付けて下さいね。。虫入り琥珀は上級編です、古生昆虫類に詳しくないとあきまへん。
そして、非常にレアな琥珀があります。
ブルーアンバーです。ぱっと見は何も変哲ありませんが。
特殊な波長の光線を照射すると。あら、不思議。
妖しくブルーに光るんです。
産出量も少なくイミテーションが多く非常に難しいジュエリーですが特定の結晶体を見れば判別は簡単です。
どのジュエリーもそうですが、本物を見極めるラインで日本に入ってきたモノはそんなに多くはありません。
是非、信用できる地元密着の地元資本の宝石店でお買い求め下さいね。各都道府県でここは！というお店を紹介します。
その他は私のジュエリーを見ていただければ間違いありまへん。
う～ん。仕事ネタ２日連続ですな。。
paikaji
