ひと頃前まで、政府は国の安全保障として莫大な予算を投入して弾道ミサイル迎撃としてイージスアショアや、離島奪還戦略としてオスプレイなどなど、いわゆる軍備を安全保障の最大の手段として強力に進めていました。
いざ、今回のように有事になった際に、政府がそのような大きな組織(自衛隊)を動かせるのか、、そんな風に見ていました。
今回の世界的な新型コロナウィルス感染拡大を目の前にした時の、世界各国の対応は日本だけで無く、後手後手、様子見が露呈しました。
ある、国際政治学者が本当の国の安全保障とは。
① 国民の衛生環境
② 道徳的教育
と、言ってました。この２つがしっかり国民１人１人に浸透して、ようやくニュースで良く言う安全保障ってのが成り立つと言っていたんですね、
防衛的安全保障、経済、貿易的安全保障とかいわゆる、表面上の国力ってやつです。
しかし、今回の微細なウィルスはなんなく、巨額な費用で築き上げた防衛網をなんなく、軽々と国境を越えてるんです。
今回のウィルスは新たな世界的大変革をもたらすでしょう。
手探りでスタートしているリモートワークの更なる発達で出社日の概念が変わるでしょう。感染拡大を防ぐ為に止まった工場。更なるロボット化が進み必要最小限のエンジニアだけで巨大な工場が24時間動き続けるのが普通になるでしょう。
試験的にアメリカで実験していたスマホ自動決済のスーパーマーケット。あんなん必要無いよ、なんて思ってましたが、どうやら、必要なインフラ技術だと分かりました。
自動化とは聞こえがよいですが、簡単に言うと、無人化です、、人力に頼る時代では無くなって来ます。
そこには企業側にとてつもなく大きなメリットがあります。人間を管理するコストが掛からなくなる。これは最大のメリットです。
日本はこの流れに乗るのか、手作り、職人芸にこだわり世界と距離を置き新たな市場を築き上げて行くのか、、そんな大きな分岐点に近付いて来ているのではと思うのです。
今や我が日本の１人当たりの労働生産性はＯＥＣＤ加盟国３６ヶ国中、２１位。先進７ヵ国中は堂々の最下位。世界的な労働力基準から突き放されているのです。無駄が異常に多い、と言うことです。
もうこんなに時間を戴ける時は無いかもしれません、こんな時期にこそ、色々勉強、学ぶべきなんです。人間的に深みを増す好機なんです。
そんな気持ちで過ごしてやす。
で、安全保障に役立つかと、仮にマスク工場作るとしてどんなもんかと軽く調べましたら、、
ありゃ～、こりゃあ個人じゃあかなり勇気がいる設備投資じゃ。
軽く２億円。。
各家庭にマスクを２枚配って４６６億円越えます。。う～ん。。もうちょい良いアイデア無かったもんかと。。民間企業にお金を落とすと言う観点からは悪くは無いんでしょうけど。。
まぁ、でも今回の事で手作りマスクが見直されたことは凄く良かったと思います。お裁縫得意な方にはこれからの活路にもなるはずですよね、毎年、インフルエンザも流行するんですから。
あ、宇野昌磨選手の衣装デザイナーさんが作ったマスクは綺麗でしたね～
沖縄の紅型屋さんも大人気です、
いつの時代も、非常事態の時に新しい斬新なアイデアが生まれ来ます。これから楽しみですね。。
さ、エンジニアでも職人でも無い私は、毎日、日課を決めて生活しています。
５０年以上生きていてこれだけ小まめに検温するのは初めてだわよ。。
あ～、１日でこれだけ違うんだな～なんて、結構楽しくなってます。
さ、では今日も無事に過ごせました。
有難う御座いました。
では、
paikaji
