コメント欄にあるように、今週はKitaさんの訪問があった。彼はマヨのぼやき時代からの読者で、それこそ最古参の同士である。
滋賀への出張の帰りに時間があるのでお会いたいとのこと、私は3時からなら身体が空いているのでうまく都合がついた。ただ、彼は長野まで帰らなければならないため、あまり時間は取れなかったのが残念である。
さて、私のところへGoldwarriorsの翻訳を送ってくださいというメールが毎日のように舞い込み、そのたびにhttp://mayo.blogzine.jp/blog/2009/02/post_2e4d.htmlを教え、そこでのダウンロードをお願いしている。
ここは「シバちゃんのため息」というサイトで、この記事は「二十世紀のファウスト」の復刻版が完成した記念に書いたものである。
この鬼塚氏の「二十世紀のファウスト」は私の読んだ書物の中でも最も丹念に調査された歴史書で、戦中戦後の日米関係を忠実に、かつ詳細に描いたものである。私が持っている原書は彼が自費で出版したもので、いわゆる誤字脱字だらけのレア物である。私は当時鬼塚氏とたびたび手紙のやりとりをしており、YamatodynastyとGoldwarriorsは鬼塚氏の励ましがあって完成できたものである。で、私は鬼塚氏にファウストは良い著作だからぜひ再出版をしてほしいとお願いした。しかし、氏は再販はしない、あんたにまかせるから勝手にすればよいと言う。そこで女房のパリに頼み、すべてをタイピングし直し、ネットで無償公開することにした。ついでに意味不明な箇所、間違った文字なども修正した。
この作業は確か数カ月を要したと記憶している。そして完成したころに成甲書房から新版「二十世紀のファウスト」が出版されたのである。
やや愕然としたが、「トヨタが消える日」をめぐり鬼塚氏との関係にひびが入っていたため、これはこれで仕方がなかったのだろう。なぜ不仲になったかの詳細は省かせていただくが、苫米地氏と対談したころから鬼塚氏は微妙に変わったのじゃないかというのが私の感想である。ただ、精力的な活動に関しては感心するし、尊敬もするものである。
さて、ネットでシーグレイプ氏の著作を無償公開していることはシーグレイプ氏も承知しており、彼は喜んでいると伝え聞いている。実際の話、一冊の翻訳をするには一年近くを要するのだ。ただ単に翻訳するわけではなく、人名にしろ、起きた出来事にしろ必ず裏を取ると言うか、参考の本を読んだり、いちいちネットで確認したり、まあこれが自分のためにもなるのだが・・・、特に一番困ったのが中国人の英語表記を日本語に直す作業である。なんと、ネットで検索すると中国語版Goldwarriorsが存在し、中国名を知るのに大いに役立ったことをここで白状しよう。いずれにしても、金にもならないのに二年にもわたり、延々と翻訳作業をするようなお人よしはめったにいないのである。ひとえに真実を多くの人に知っていただきたいとの使命感だったわけである。
話題性という点においてGoldwarriorsがYamatodynastyを圧倒するのはいたしかたない。しかし、Yamatodynastyも実は現在を読み解くヒントが満載なのだ。
特にクエーカー教徒と皇室の関係、そして昭和天皇の皇后選び・・・・久邇宮の娘、良子が皇后になるのを山県有朋は強硬に反対し、そして失脚した。つまり、天皇本人よりも皇后の持つ役割は思いのほか大きいことを意味している。それだからこそ、雅子さんバッシングが起きるのであり、そこには権力者同士の覇権争いがあるのだろう。もちろん私達には知ることも知る必要もないとされるのだが・・。
いずれにしても、Yamatodynastyをもう一度ゆっくり読みなおそうと思っているところである。私達は今、世界の支配者がABCDEの5つに絞れることを知っている。ルーズベルトはDの傀儡で、グルーなどはEである。では近衛などは・・・DなのBなの?などと考えながら読みなおせば、また新しい世界が見えてくるかも・・・。共産主義はDである。それを知ると、天皇機関説で日本が揺れたころも読み直すさなければ・・・と思う。つまり戦前の混乱は日本のAとCがBDEの権力争いに翻弄されていく過程で起きたことなのである。
皆さまもお忙しいでしょうが、今日は日曜日、Yamatodynatyの特に3,4,5章あたりは示唆に富んでいます。ぜひ読んでください。勿論ダウンロードは上記のリンクで・・・。
滋賀への出張の帰りに時間があるのでお会いたいとのこと、私は3時からなら身体が空いているのでうまく都合がついた。ただ、彼は長野まで帰らなければならないため、あまり時間は取れなかったのが残念である。
さて、私のところへGoldwarriorsの翻訳を送ってくださいというメールが毎日のように舞い込み、そのたびにhttp://mayo.blogzine.jp/blog/2009/02/post_2e4d.htmlを教え、そこでのダウンロードをお願いしている。
ここは「シバちゃんのため息」というサイトで、この記事は「二十世紀のファウスト」の復刻版が完成した記念に書いたものである。
この鬼塚氏の「二十世紀のファウスト」は私の読んだ書物の中でも最も丹念に調査された歴史書で、戦中戦後の日米関係を忠実に、かつ詳細に描いたものである。私が持っている原書は彼が自費で出版したもので、いわゆる誤字脱字だらけのレア物である。私は当時鬼塚氏とたびたび手紙のやりとりをしており、YamatodynastyとGoldwarriorsは鬼塚氏の励ましがあって完成できたものである。で、私は鬼塚氏にファウストは良い著作だからぜひ再出版をしてほしいとお願いした。しかし、氏は再販はしない、あんたにまかせるから勝手にすればよいと言う。そこで女房のパリに頼み、すべてをタイピングし直し、ネットで無償公開することにした。ついでに意味不明な箇所、間違った文字なども修正した。
この作業は確か数カ月を要したと記憶している。そして完成したころに成甲書房から新版「二十世紀のファウスト」が出版されたのである。
やや愕然としたが、「トヨタが消える日」をめぐり鬼塚氏との関係にひびが入っていたため、これはこれで仕方がなかったのだろう。なぜ不仲になったかの詳細は省かせていただくが、苫米地氏と対談したころから鬼塚氏は微妙に変わったのじゃないかというのが私の感想である。ただ、精力的な活動に関しては感心するし、尊敬もするものである。
さて、ネットでシーグレイプ氏の著作を無償公開していることはシーグレイプ氏も承知しており、彼は喜んでいると伝え聞いている。実際の話、一冊の翻訳をするには一年近くを要するのだ。ただ単に翻訳するわけではなく、人名にしろ、起きた出来事にしろ必ず裏を取ると言うか、参考の本を読んだり、いちいちネットで確認したり、まあこれが自分のためにもなるのだが・・・、特に一番困ったのが中国人の英語表記を日本語に直す作業である。なんと、ネットで検索すると中国語版Goldwarriorsが存在し、中国名を知るのに大いに役立ったことをここで白状しよう。いずれにしても、金にもならないのに二年にもわたり、延々と翻訳作業をするようなお人よしはめったにいないのである。ひとえに真実を多くの人に知っていただきたいとの使命感だったわけである。
話題性という点においてGoldwarriorsがYamatodynastyを圧倒するのはいたしかたない。しかし、Yamatodynastyも実は現在を読み解くヒントが満載なのだ。
特にクエーカー教徒と皇室の関係、そして昭和天皇の皇后選び・・・・久邇宮の娘、良子が皇后になるのを山県有朋は強硬に反対し、そして失脚した。つまり、天皇本人よりも皇后の持つ役割は思いのほか大きいことを意味している。それだからこそ、雅子さんバッシングが起きるのであり、そこには権力者同士の覇権争いがあるのだろう。もちろん私達には知ることも知る必要もないとされるのだが・・。
いずれにしても、Yamatodynastyをもう一度ゆっくり読みなおそうと思っているところである。私達は今、世界の支配者がABCDEの5つに絞れることを知っている。ルーズベルトはDの傀儡で、グルーなどはEである。では近衛などは・・・DなのBなの?などと考えながら読みなおせば、また新しい世界が見えてくるかも・・・。共産主義はDである。それを知ると、天皇機関説で日本が揺れたころも読み直すさなければ・・・と思う。つまり戦前の混乱は日本のAとCがBDEの権力争いに翻弄されていく過程で起きたことなのである。
皆さまもお忙しいでしょうが、今日は日曜日、Yamatodynatyの特に3,4,5章あたりは示唆に富んでいます。ぜひ読んでください。勿論ダウンロードは上記のリンクで・・・。