Excelでは、NORM.INV
関数を使用して、指定された平均値と標準偏差に基づいて正規分布する乱数を生成することができます。以下の手順に従って、正規分布する乱数を作成してください。
-
平均値と標準偏差を決定します。例えば、平均値を10、標準偏差を2に設定したい場合は、それぞれセルに入力します。
-
NORM.INV
関数を使用して、正規分布する乱数を生成します。関数の構文は以下の通りです。NORM.INV(probability, mean, standard_dev)
probability
引数は、0から1までの確率値です。mean
引数は、正規分布の平均値を指定します。standard_dev
引数は、正規分布の標準偏差を指定します。例えば、セルA1に
=NORM.INV(RAND(),10,2)
と入力することで、セルA1に平均値10、標準偏差2の正規分布する乱数を生成することができます。 -
RAND()
関数を使用して、0から1までのランダムな数値を生成します。この数値は、NORM.INV
関数のprobability
引数に渡されます。RAND()
関数を使用することで、平均値と標準偏差に従う正規分布する乱数を生成することができます。例えば、セルA1に
=NORM.INV(RAND(),10,2)
と入力することで、セルA1に平均値10、標準偏差2の正規分布する乱数を生成することができます。 -
上記の手順を繰り返すことで、必要な数の正規分布する乱数を生成することができます。例えば、10個の正規分布する乱数を生成する場合は、セルA1に上記の式を入力し、セルA2からA10に同じ式をコピー&ペーストします。
以上の手順に従うことで、Excelで正規分布する乱数を作成することができます。