日々の記録

ほどよく書いてきます。

OS更新

2024年08月31日 10時51分57秒 | その他雑記

使っているOSがアップデートどうですか?と出てきた。
現在Ubuntu 23 LTSなのだが、24に更新してみようかな。

コメント (2)
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アカデミア

2024年08月25日 23時55分41秒 | その他雑記

日本の大学の先生の給与が低いのではないかと漠然と思っていたが、他企業の研究者と話してやはりそんな話になった。教授がどの程度の給与水準かはわからないが、2000万から2500万円くらいの給与水準が必要なんじゃないかな。

企業の努力として技術を量産に持ち込み市場に供給するところがあるが、この技術そのものを発見したり発明するのは大学などの先行研究の「アタリ」に依存するところがあると思っている。 

個人的に考えている研究には次の2つの大別があって
・アカデミック側(科学)
・エンジニア側(工学)

アカデミック側としてはコスト度外視で実現可能な技術が存在するのか、それを実現する科学技術はなにかといったところを見ていくものだと思っている。何かが起こっているその背景にあるサイエンスはなにかを突き詰めていく領域。

エンジニア側としては、一定の開発コスト制約のもと、一般社会が受け入れ可能なコストで製品を量産していくことと思っている。

 

アカデミック側は実現可能かの約束は必要とせず、100に一つ、1000に一つ、あたり技術があったら大発見な領域で、コストとしては大きいだろうが、ある人の気づきや好奇心、それを支える根気が新しい領域を開拓していくと思っている。この領域への投資はやはり国家レベルでやっていかないといけないように思っている。あたりを探すための投資であって、これはコスパといった議論を持ち出すべきではない領域だと思っているし、本当にこうした新規開拓に向いている人を確保するためにはアカデミア領域への高給配備が必要だと思っている。工学領域を前提にしているが、これが食料関係の開発だったら新しい品種の農作物を開発できたらどれほどの命を救えるのか。

エンジニア側としては、スマホが100万円じゃ普及しないので、ある程度安価な製品を生産できるようなところを目指すので、どうしてもコスパといった概念が出てくるし、必要なことなので、必要なことだと思っているが、これはアカデミアではなく、エンジニアのやること。エンジニアが拾ってくる種をアカデミアが作っていけないと将来芽吹くものがなくなってしまうように思っているし、そのそのアカデミアの貯蓄が尽きつつあるように思う。芽吹かなかったから無駄だとは思えず、その過程で気がついたことや、新しく気づくことがあるので、「あることを極めよう」というマインドには副次的な作用があるはず。最近のノーベル賞受領もうっかりから新しい発見があることがあるように、正攻法では無いところにヒントがあることも多いと思うが、これは日々やっていないと気が付かない領域。

 

ふと思うのだが、ある程度豊かになってくるとあまりそれ以上を望まなくなってきて、10年20年先のことを考えにくくなるのでは無いかとも思っている。例えば日本は戦後のどん底から這い上がってきたとき、10年先、自分の子供世代の40年先に明るい未来を感じて頑張ってくれた先人が多数いたと思うし、それを引っ張る人たちには例えば軍の開発を文字通り命がけで実施していた人が多く教鞭を採った時代だったように思う。

現在、ある程度不自由のない時代だと思う。自分が食べるのに困らないような時代の生まれなので、子供の世代も同じように生活できるという漠然とした期待があるようにも思うが、生き残るためにはどうしても競争があって、他国に負けてしまうと、食料を買い負けて困窮することも十分考えられる(国内の食料自給率を見ると、経済力減衰は結構やばくて、食べるに困るが現実になるかもと思ってる)。実際地下資源、農作物をそれほど多く生産出来ない日本は技術で競り負けることが危険である。

科学も技術も死屍累累の上にあることを前提に、この領域に国家が投資をしてほしいと思っている。

 

一つ難しいのは、大学は教育機関なのか、研究機関なのかの千引である。個人的には大学までは教育機関で、大学院以降は研究機関であって良いと思っている。大学院時代は研究手伝って給与が出ない大学院生微妙だなとも思っていたのではあるが、なんとなく大学院に行ってしまう環境も微妙な気がする。

大学まではやはり学生にどのように学問が重要で面白いことなのかを伝えて行くことに強い先生が必要だと思う。面白いんだという気づきを与えられる人材がほしい。研究が得意じゃないけど、こうした講師活動に向いている人材発掘も必要だろう。こうおもうと「講師」というのも大事な仕事だが、この点はあまりフォーカスされていないように思う。Youtubeにヨビノリという方がいるが、この点を説明していて確かにと思った。大学は人気講師を予備校に給与で競り負けないようにしてほしい。

 

教鞭を取るという面、研究を進めるという面、この両方に必要なことが何かを考えていくことが10年後20年後、ひいては100年後の国力にもつながっていくように思う。

大学教授は7万人もいるらしい。彼らに2000万円/年の給与を出すには、4000万円/年くらいの予算が必要であろう。2.8超円の予算か。国民一人年間1.5万円の負担くらいかな。

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コメント規制

2024年08月17日 10時29分37秒 | その他雑記

変なコメントが入るようになったので、コメントを承認制にしました。

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