秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

まさにクチサケ!

2021-04-25 21:32:21 | イシヤモリ類
私が中学生だった時口裂女なる都市伝説がありました。当時純朴だった田舎の少年は
恐怖のあまりチビリそうになったのでした。
ですから私はこのグループの和名があまり好きになれないのですが・・・

実物を見るのは恥ずかしながらこの個体が初めてです。オキシデンタリス種と共に
輸入されたことがあったのですが入荷したお店に向かった時にはもういませんでした。
今回は何時もお世話になっているかたのご好意で迎えることが出来ました。
シンメトリカスクチサケヤモリ(Eurydactylodes symmetricus)です。
まだ若い個体のせいか大きな鱗は目立ちませんが同じ大きな鱗を持つオキシデンタリス
とは皮膚の質感が随分と違い滑らかな感じがします。オキシデンタリスのようなゴツ
ゴツ感はありません。何よりも目立つのは口のスリット部分です。体高が低いせいか
よりスリットが大きく見えます。成長したら雌はそれなりに貫禄が出てきます。それを
楽しみに待つ事にしましょう。和名は・・・まあどうでも良いのですけど。(笑)

少しだけ諦めてはいたのですが

2021-03-22 20:49:53 | イシヤモリ類
昨年は予想外に(?)殖えたキスジイシヤモリでしたが・・・

今年も雄と同居させましたが交尾は確認出来ず二年連続は無理かなあと思っていました。
帰宅後、やたらと餌をねだる雌が少しほっそりとしたような気がして産卵床を確認すると
掘り返した痕跡が・・・やはり嬉しいものですね。

予想外再び

2021-02-15 21:16:57 | イシヤモリ類
昨年生まれのマツゲイシヤモリです。
順調に成長していて安心していたのですが先月早々に全く餌を食べなくなりました。

原因が解らずとりあえずは基本的なところを見直し彼女が何とか回復する事を祈る
しかありませんでした。
僅かばかりの祈りは通じたかもしれません。今朝、彼女のケージに転がっていた
無精卵!しかも個体と比べてこの大きさ!!生後10ヶ月の個体が何かの間違えが
あって卵を持ってしまったのかもしれませんね。ソメワケでも成長の良い雌が4ヶ月で
無精卵を産んだことがありましたが飼育下故のアクシデントが潜むことだけは事実で
あるようです。

緩やかに日々成長

2021-01-17 15:59:49 | イシヤモリ類
生まれてから約半年。和名の由来となっている黄色のラインもはっきりと
してきました。

昨年7頭産まれて2頭は嫁いでいきましたが運良くもすべての個体を落とすことも
無くここまでこれました。とは言っても油断は禁物ですけど。
孵化した当初は正直なところ自信はありませんでした。マツゲイシヤモリの時も
同様でしたが樹上で活動する種は地表で活動する種とリズムが微妙に違います。
今は飼育していませんがクレステッドやガーゴイルを繁殖させた時の感覚が僅か
ですが感じることが出来ました。マツゲイシヤモリも孵化した個体は全て成長して
います。ただ昨年は孵化率が正直なところ悪過ぎました。考えられる所を改善し
僅かばかりでも前進したいものです。この個体同様ミクロン単位であっても自身が
成長しなければいけませんね。