主人公のホールデンってとっても嫌な子だったのね。
読む前は、タイトルからして「爽やかな青春物語」みたいなイメージだったのに、まるっきり違ってるじゃありませんか。
いいとこの息子でいいとこの学校に入ってるのに、勉強しないで酒飲んだりタバコ吸ったり女の子のことばかり気になってたり。
ルームメートはバカばっかりで女の子は見た目が全て、なんて思ってるし。
いつも何かに怒っててたまに癇癪を起こす。
自分には結構自信があるようで(頭脳も容姿も)、まわりにいる連中が自分よりも劣っているように思ってるのかな、この子は。
でも寂しくなったときには誰かに相手をしてほしいとか、可愛い妹には嫌われたくないとか、そんな甘ったれた根性してるし。
このホールデンっていう子は「放っておけない」タイプの子なんですね。
なんとかそのひん曲がった根性を直してあげなきゃ、人に優しくすることも教えなきゃ、って思わせるんですね。
こういう性格の悪い、しかも魅力的な子(どう考えたって嫌な子なんだけど、魅かれるところがあるのよ)をクサナギツヨシなら演じられる、とつか氏は仰ったんですね。
なるほど、年齢的にはもう無理ですけど、剛くんならきっと屈折したホールデンの心を上手く演じてくれたかもしれません。
若い剛くんが舞台で演じるホールデン。
想像の世界で楽しみたいと思います。
読む前は、タイトルからして「爽やかな青春物語」みたいなイメージだったのに、まるっきり違ってるじゃありませんか。
いいとこの息子でいいとこの学校に入ってるのに、勉強しないで酒飲んだりタバコ吸ったり女の子のことばかり気になってたり。
ルームメートはバカばっかりで女の子は見た目が全て、なんて思ってるし。
いつも何かに怒っててたまに癇癪を起こす。
自分には結構自信があるようで(頭脳も容姿も)、まわりにいる連中が自分よりも劣っているように思ってるのかな、この子は。
でも寂しくなったときには誰かに相手をしてほしいとか、可愛い妹には嫌われたくないとか、そんな甘ったれた根性してるし。
このホールデンっていう子は「放っておけない」タイプの子なんですね。
なんとかそのひん曲がった根性を直してあげなきゃ、人に優しくすることも教えなきゃ、って思わせるんですね。
こういう性格の悪い、しかも魅力的な子(どう考えたって嫌な子なんだけど、魅かれるところがあるのよ)をクサナギツヨシなら演じられる、とつか氏は仰ったんですね。
なるほど、年齢的にはもう無理ですけど、剛くんならきっと屈折したホールデンの心を上手く演じてくれたかもしれません。
若い剛くんが舞台で演じるホールデン。
想像の世界で楽しみたいと思います。