頑なにレディースデイにしか映画に行かない私ですが、気がついたら今日は1日、映画の日で、どっちにしろ1000円で観られたのね。
作家カポーティについても、その作品『冷血』についても全くの予備知識なしで観に行きました。
そのせいか、なんだか事件の内容もよく解らないままだし、犯人がどんな人物だったのかも解らなくて気持ちが悪い。
ストーリーとしては、田舎の裕福な農場主の一家4人が惨殺された事件を本にするために、カポーティが犯人と頻繁に会って(面接して)事件の話を聞きだそうとする、というもの。
そのために優秀な弁護士を彼につけ裁判を長引かせたり、「君と友人になりたい」なんてウソをついたり、「アンタもそうとうな冷血ね」なカポーティさん。
でも、全てがウソとも言えないんですね。
仕事のためには冷血にならざるをえないし、犯人に自分と共通するところ(不幸な生い立ちやマイノリティーであること)を見て同情する部分もある。
そのジレンマに苦しむカポーティのお話、なのかな?
気持ちの良い話ではないし、さして感動するところもなく、盛り上がりにも欠ける。
とにかくカポーティ役のフィリップ・シーモア・ホフマンを見る映画です。
甲高い声と女性的な仕草、驚異的な記憶力を持つ子供みたいな中年男。
話術に長けていて、なにやら文化人の間では人気者らしい。
セレブを鼻にかける嫌みなヤツ。
こんなに特徴のある人物なのに、「頑張って作りました」感が無くて、あー、たぶんカポーティってこんな人だったんだろうなって、全然知らない私にも納得させるような、ものすごく自然な演技。
この役者さん、他の作品で私の知ってるものでは『レッド・ドラゴン』に出ているそうなんですけど、どんな役だったのか思い出せません。
ふだんは全く違う顔をしているんでしょうね。
作家カポーティについても、その作品『冷血』についても全くの予備知識なしで観に行きました。
そのせいか、なんだか事件の内容もよく解らないままだし、犯人がどんな人物だったのかも解らなくて気持ちが悪い。
ストーリーとしては、田舎の裕福な農場主の一家4人が惨殺された事件を本にするために、カポーティが犯人と頻繁に会って(面接して)事件の話を聞きだそうとする、というもの。
そのために優秀な弁護士を彼につけ裁判を長引かせたり、「君と友人になりたい」なんてウソをついたり、「アンタもそうとうな冷血ね」なカポーティさん。
でも、全てがウソとも言えないんですね。
仕事のためには冷血にならざるをえないし、犯人に自分と共通するところ(不幸な生い立ちやマイノリティーであること)を見て同情する部分もある。
そのジレンマに苦しむカポーティのお話、なのかな?
気持ちの良い話ではないし、さして感動するところもなく、盛り上がりにも欠ける。
とにかくカポーティ役のフィリップ・シーモア・ホフマンを見る映画です。
甲高い声と女性的な仕草、驚異的な記憶力を持つ子供みたいな中年男。
話術に長けていて、なにやら文化人の間では人気者らしい。
セレブを鼻にかける嫌みなヤツ。
こんなに特徴のある人物なのに、「頑張って作りました」感が無くて、あー、たぶんカポーティってこんな人だったんだろうなって、全然知らない私にも納得させるような、ものすごく自然な演技。
この役者さん、他の作品で私の知ってるものでは『レッド・ドラゴン』に出ているそうなんですけど、どんな役だったのか思い出せません。
ふだんは全く違う顔をしているんでしょうね。