こんな世界があるのだ。サウジで行われているBLVD WORLDというイベント。10ヶ国が選ばれてその文化が再現、紹介されている。
These Places can’t be real |Japan in Boulevard World | Riyadh Season 2022 | Saudi Arabia
動画の中に出てくる看板に「なんじゃ」というのがあるが、まさになんじゃこれ?
一番うなったのはサウジアラビア人が平然と鳥居をくぐっている場面。
宗教的な問題はないのかね?もしもこれが十字架が架けられた門だったら絶対企画が通らないないだろう。
しまも鳥居一本だけではなく伏見稲荷並の鳥居の群れだ。(鳥居の数え方は一本、二本でOK?)
元妻離縁後、惚れた女性がいた。
二回プロポーズして二回とも断られた。今も独身なので独身主義者なのだろう。
彼女のお母さんが熱心な学会員だった。彼女自身は学会員ではないと言っていたが、あるとき新年に一緒に初詣しようとメールで誘ったら普段の優しい言動・物腰からは想像も出来ないようなきつい言葉で断られた。
なるほど。家族に学会員がいるだけでも神社や鳥居はNO!と刷り込まれているのだ。
しかしあのイスラム教徒ですら特に抵抗もなく鳥居をくぐっているのだから、もう少し柔軟な対応はできないのかね?それが不思議だった。
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他にもこのイベントを扱った動画が複数あがっている。
浅草の仲見世を模した商店街を通り抜けると、鳥居のトンネル。その両脇は桜並木。トンネルを出ると正面に東京タワー。ちょっと歩くと渋谷のスクランブル交差点。あちこちにガンダムなどの等身大のロボット(等身大というのは変な気もするが)。もう日本のてんこ盛りだ。看板やその字体、ロボットなどの作り込みを見ると明らかに日本人の手が目一杯入っている。金はいくらでも出すから好きなだけやってくれ、と言われて「え?そこまでやっていいんですか?」と逡巡しながらも、とことんやった、という風情と迫力がある。
急遽ググってみたらこんなページを発見した。
やはりメジャーな日本企業が参加していたのだ。
鳥居もOKという寛容さが出だしでどんと感じられたが、「日本アニメの楽しみ方が多様化し、キャラ クターの肌露出も寛容化」というキャプションでアニメの少女キャラのイラストも出品されていた。
こういうのを見るとアニメや漫画、ゲームなどを利用した日本の文化普及戦略がまんまと成功しているのが実感できる。やはり戦争や宗教で他国を侵略するのは限界があるが、アニメなどのソフト・パワーでの侵略は相手も油断しているので、順調に進んでいるようだ。
ロシアや中国などにはできない高等な芸当と言える。
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そうそう。昨日、セブンイレブンで買った飯田商店の冷凍ラーメンを食べた。
こちらです。
結論。
美味しかった!
前日のトリュフなんとかよりは遥かに満足できる。
値段は500円弱。これは微妙かも。