pc_sugiの「目指せ!Junker!」~Part2~

Junk再生に疲れた方に。
毎日更新からのんびり更新に変えました。
「ひまつぶし」にお読みいただければうれしいです。

実験その4。(TOSHIBA PORTEGE Z30-A その3)

2020-12-07 00:05:26 | Weblog
ようやく実現しました・・・。

Z30-Aの実験その4です。
今回の目的は、「SIMカードスロットの入り口を作る」です。
Z30-AはSIMカードを挿入できるのはいいのですけど、ケースに入り口がありません。よって、SIMカードを入れる時は、わざわざ底面ケースを開け、マザーボードのネジを2本はずして、少し浮かせた状態にしてSIMカードを挿入しなければなりません。これが面倒!
よって、そんなことをしなくてもSIMカードを入れられるように、入り口を作ります。
本当は純正のSIMカードトレイの部品が必要なのですが、これまではそれを使わなくともアダプターで標準SIMサイズに合わせてスロットに入れ、使えています。

この辺を削って、入り口を作ります。

すでにマジックで印をつけてます。


ここに入り口ができるはず。

使ったもの:ダイソーで購入した電池式リューター、マスカーフィルム、金やすり等

リューターはこちら。

研磨用のビットはこちら。


本来、ガラスの切削・研磨等に使うものですが、さて、うまくいきますか・・・。

まずは、「養生」です。削ると必ず鉄粉が出ますからね。
最初に、底面ケースを開け、SIMスロット部の削る部分に内側からアルミテープを貼ります。
貫通しても、少しは鉄粉の侵入が防げるでしょう。
そして、全体を塗装のマスキングの時に使うマスカーフィルムで覆います。


削る部分の周りをマスキングテープで保護してから、リューターで削っていきます。

最初は躊躇しますが、一度傷付けてしまえば、もう後戻りできません。どんどん行きます。
意外と簡単に削れます。鉄粉がかなり出ますので、ご注意を。

とりあえず、この辺まで削って、一度作業を止めました。
マスカーフィルムをはがし、内側に貼ってあったアルミテープをはがしたら、こんな感じに。

結構あきましたね。
穴の左側に、誤ってリューターがはみ出ちゃったときの削りあとがついてしまいました。
でも、なんだかSIMカードのようなアイコンに見えますね。

最初はマザーボードを外さずに行けるかなと思ったのですが、さすがにここまでくると、もうだめ。
あきらめてマザーボードをはずして作業します。
フル分解した後、同じようにマスカーフィルムで養生します。


今度は入り口近辺をビニールテープで養生。その後、リューターと金やすりで削ります。
ほとんど作業はリューターで行ってましたね。金やすりはバリをとる程度。

SIMカードが入るかどうかなど、実寸合わせしながらの作業です。

きれいに削り終えたら、マザーボードを仮にはめてみて、合うかどうか確認。
SIMカードもなんとか入りそうです。

組み立てて、動作確認です。


うまいこと入りました。

SIMカード取り出し用のベロがでています。

ちゃんと通信できていますね。

この後、どうしてもベロが気になるので、ベロを折り曲げてPC本体に収納できるように作り直しました。
もちろん、今回も野菜ジュースに貼ってあったシールを流用しました。

取り出すときは、SIM取り出し用ピンを使って、ベロを引き出します。

やってみると、なかなかいい感じに仕上がりました。
はじめての作業にしては、満足のいく出来です。
断面、さびないように塗装しといたほうがいいかも・・・。

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