pc_sugiの「目指せ!Junker!」~Part2~

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マザーボードを入れ替えてみる。(NEC VersaPro Ultralite PC-VKT12/H)

2023-01-20 01:10:01 | Weblog
こいつ・・・動く、動くぞ!

昨日、中古のバッテリーを搭載したVKT12/H。順調に動いています。
こうなると、キーボードや筐体がきれいなNM150/Kがどうしても気になります。液晶パネルのコネクタも形状は同一。
「作りがほぼ同じなんだから、まずはマザーボードを入れ替えて、液晶パネルの様子を見てみるか」
・・・早速作業開始です。

マザーボードの取り外しは簡単。無線LANカードやSSDを取り外し、電源スイッチボード・タッチパッド・キーボードから伸びている各種フレキシブルケーブル、CMOSバッテリコネクタ、スピーカーコネクタを外し、ボードを固定している5本のねじを外します。

マザーボード小っさ!(この写真は筐体を入れ替えた後のNM150/Kのマザー。VKT12/Hもほぼ同じ大きさです。)

電源スイッチボードとマザーボードをセットで入れ替えて、ACアダプタをつなげて、おそるおそる電源ON。しばらくしてパネルが点灯。

うわ、これ十分使えるじゃないか!
キーボードの動作も問題なし。じゃあ、載せ替えちゃいましょう。

VKT12/Hはビジネス用途のため有線LANが搭載されていますが、NM150/Kにはそれがないため、ボトムケースは「ふた」で埋められています。

これを取り外します。樹脂で融着されているだけなので、マイナスドライバでこじればポロリ。

よし、OK。これで有線LANボードも搭載できる筐体になります。

無事に組みあがりました。

ガワはNM150/Kですが、中身はVKT12/Hです。パームレストのCPUシールも貼り替えて、かなりいい感じ。

ところで。
交換したNM150/Kのマザーボード。並行してVKT12/Hの筐体を使って動作確認を実施しています。
電源スイッチボード、フレキシブルケーブル、マザーボードを一式セットでVKT12/Hの筐体に載せ替え、ACアダプタを接続して電源ON・・・やっぱりだめ。
試しにフレキシブルケーブルだけ正常品と交換してみることにしました。(VKT12/Hのフレキで接続。)

なんと、電源が入りました。型番表示がPC-NM150KAGとなっています。
電源スイッチボードだけでなく、フレキもダメだったのか・・・。

そこで、NM150/Kのフレキの先端を少しだけ切断し、粗目の耐水ペーパーでゴシゴシ、カッターでカリカリやって、新しい接点を露出させます。

作業中。こすりすぎないように気を付けながらですので、結構大変です。
しかしながら、これにより普通に電源が入るようになりました。充電LEDも点灯するようになりました。


ここまできたらSSDを搭載して、OSを入れてしまおう。


・・・ということで、部品取りで終わるはずだった不起動のNM150/Kが起動できるようになりました。
海外から到着したバッテリーを搭載すれば、もはや普通のPCです。
早く届かないかなぁ・・・。

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