雪かき。

関東地方に大雪警報。不謹慎ながらワクワクした。長靴を履き、誰も踏みしめていない雪に飛び込み、薄くぼんやりとする夜空にうっとりした。

前日にオリンピックの競技説明を見ていたからか（帰りは自作でソリを作り、食料を買い込んで、引っ張って帰ろう！）と意気込んでいたら、手で持った方がずーっと楽だった…。

「夕飯のカレーライス、外で食べたらきっと美味しいに違いないな～」と言っていたら、庭先のベンチに行けと。うーん…ちょっと違うんだなぁ。グツグツ煮えた鍋を、七輪で。お皿は簡易のもので、と妄想キャンプ。
七輪ありますよ、地震用に備えたものが。炭もありますよ。母に言われて、ちょっと本気でやっちゃおうかと思うが、いや、待て。何だか周囲から見たら練炭自殺っぽくね？と面倒くささに負けて、妄想キャンプで終始楽しんだ。

最高の離婚スペシャルを見て、思うことたくさんあり。余韻に浸りたいのだけど、父が夜勤で遅いため、雪かきへ。タイムリミットは１時。よしゃー！と外へ出たら、近所は手付かず。え…マジですか…

雪かきストレス、雪かきトラブルなるものがあるらしい。隣人同士で境目や、雪捨て場？で揉めるそうだ。
と言うわけで、まず自宅の敷地内に雪捨て場を確保して、隣との境目を綺麗に線引き。それはまるで雪祭りの設営さながらの慎重さ。お隣に雪は落とさないようにし、足跡もつけない。…え、細かい？

そりゃ、お隣がご年配や身体が不自由ならまとめてやっちゃうんだけどね。

雪かきの最中に「カルビだよ～」と焼き肉の差し入れ。ナイス母！よーし！張り切っちゃうよ！とザクザク雪かき。

豪雪地帯の方には不謹慎であり、不快な思いをさせてしまうと承知の上で。私は今回の雪かきを大いに楽しませていただいた。だって、こんな機会がなかったから。夜中に近所へ徘徊し、雪景色を堪能した。

この大雪、45年ぶりとのこと。…え、そう？私が小学生ぐらいの時に、このくらいあったような。てか、数年前の年末もあったような。違うのかな～。量は変わらないような気はするんだけどなぁ。

雪と言えば、ガチャピンのアイスクリーム！永遠の憧れ。先日「ごちそうさん」でめ以子ちゃんが作っていたレシピでやってみようかな。まだまだ残雪も堪能したい。