



水瀬さんのサイトで紹介されていたので、借りてみました。
ある地方都市で起きたアパートの全焼。数人を除きそこの住人達は全員死亡した。
被害者の1人、藍子の死に疑問を持った明帆(藍子の恋人)と陽(藍子の幼なじみでアパート全焼の生き残り)の二人組が、事件を調べていきます。
このあらすじだとミステリという感じですが、これはそれがメインではありません。多分。
明帆と陽を描くことがメインです。きっと。
二人は友人でもない、でも何となく気になる相手という関係です。
この二人の緊張感ある会話がよいのです。
うん。私の文章よりも水瀬さんの方が遙かにそそる感じです。
そっち読んで!
水瀬さんごめんなさいね!他人任せで。

中高一貫の女子校で少女が墜死した。
その後、彼女が親しくしていたと噂される男性国語教師も墜死した。
二人の死は本当に自殺だったのか?
自殺した少女の後輩二人と教師の同僚が死の謎を調べる。
これがメインストーリーです。
でも暇を見つけて切れ切れに読んだためと複数のごちゃごちゃした伏線のお陰で混乱気味でした。

雰囲気はいいのですけどね。
この前読んだ「星の前庭」(本日の読書~その45)の方がよかったです。

表紙を見ただけで理性が暴走していきます


やりこみのページは今更感がありますが、FF7のストーリーを振り返るページは懐かしくって良かったです。
ファンなら買いの一品かな?