近藤 史恵著『薔薇を拒む』
施設で育った少年・博人は、所長から「とある事業家の和歌山の山奥に住む家族が住む家の庭仕事など手伝いなどで3年働いて、大検を受け大学に合格すれば、四年間の学費と生活費を負担してくれる」という話を聞かされる。
4年間生活の心配なく進学できるならという思いと、施設の状況を思い、博人はこの話を受ける事にした。
和歌山に向かう列車でもう1人、同様の契約を結んだ同い年の樋野と出会い、彼と共に新しい生活が始まる。
屋敷には美しい義理の母娘、娘・小夜の家庭教師、その他数人の使用人がおり、彼らと共に穏やかで、今までにない落ち着いた生活が始まった・・・。
物語全体に漂う雰囲気がとてもよろしいです。
お約束とも言える、美しいお嬢様を巡る博人と樋野の思い。
そして、勿論、穏やかな日々は、とある事件に破られるのです。
状況打破に、殺人事件が起きるのはお約束。
お約束だから、事件の犯人もわかりやすすぎ!(登場人物が少なすぎる。もう少しいた所でも、ありがちなポジションですが)
ということでミステリーとしては、どうでも良いレベル。
物語の雰囲気を楽しむお話です。
最後のオチはありえるかなあ?
いや、こういうトリックのミステリーあったわ。
本多 孝好著『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1』
内容(「BOOK」データベースより)
驚異的なスピードで動く、遠距離の音も聞き分けられる、見たものすべてを記憶する―。常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。彼らは同じ施設で育った仲間で、特別な絆で結ばれていた。理由あって、大きな野心を抱く政治家・渡瀬浩一郎のために裏の仕事をしている。ある日、渡瀬から家出中の大物政治家の娘を追え、と命令される。目的は彼女が持ち出した秘密ファイル。謎の殺人集団「アゲハ」も絡み、彼らの運命は大きく動き出す。
今まで読んだ作品とはがらりと雰囲気の変わったアクション作品です。
表紙絵を見た長男が「厨二っぽい」と言い、読んだ後は「中身もそうだった」と言わせるくらいです。
で・も。
1周まわって再び患っている私には、非常に面白かったですよ。
10月に2巻が出るというので、その次は図書館をいつも以上にチェックしないと!
購入した本
三浦しをん著『桃色トワイライト』
読んでいる途中に何度も吹き出して、「五月蠅い!」と言われてしまいましたよ。
先日「乙女なげやり」を読んだ長男が、私の読後に読んでしました。
「ホ○小説、ホ○漫画 ○○×△△(実在の野球選手名)
など危険な話題もちらほらあったのですが・・・。
長男も大人の世界を垣間見てしまったのね・・・。(大人× 腐女子○)
菊池秀行『D-貴族戦線」
ええー、買う度に言いますが、今回もどうしようかと思いましたが、いつもと同じ結論が導き出されました。
どうせ1年に1冊しか出ないのなら、まだ頑張ろう、と。
1巻目は現在の長男の年よりも私が若いときに出たのですよね、これ。
何時終わるんだろう・・・。
施設で育った少年・博人は、所長から「とある事業家の和歌山の山奥に住む家族が住む家の庭仕事など手伝いなどで3年働いて、大検を受け大学に合格すれば、四年間の学費と生活費を負担してくれる」という話を聞かされる。
4年間生活の心配なく進学できるならという思いと、施設の状況を思い、博人はこの話を受ける事にした。
和歌山に向かう列車でもう1人、同様の契約を結んだ同い年の樋野と出会い、彼と共に新しい生活が始まる。
屋敷には美しい義理の母娘、娘・小夜の家庭教師、その他数人の使用人がおり、彼らと共に穏やかで、今までにない落ち着いた生活が始まった・・・。
物語全体に漂う雰囲気がとてもよろしいです。
お約束とも言える、美しいお嬢様を巡る博人と樋野の思い。
そして、勿論、穏やかな日々は、とある事件に破られるのです。
状況打破に、殺人事件が起きるのはお約束。
お約束だから、事件の犯人もわかりやすすぎ!(登場人物が少なすぎる。もう少しいた所でも、ありがちなポジションですが)
ということでミステリーとしては、どうでも良いレベル。
物語の雰囲気を楽しむお話です。
最後のオチはありえるかなあ?
いや、こういうトリックのミステリーあったわ。
本多 孝好著『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1』
内容(「BOOK」データベースより)
驚異的なスピードで動く、遠距離の音も聞き分けられる、見たものすべてを記憶する―。常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。彼らは同じ施設で育った仲間で、特別な絆で結ばれていた。理由あって、大きな野心を抱く政治家・渡瀬浩一郎のために裏の仕事をしている。ある日、渡瀬から家出中の大物政治家の娘を追え、と命令される。目的は彼女が持ち出した秘密ファイル。謎の殺人集団「アゲハ」も絡み、彼らの運命は大きく動き出す。
今まで読んだ作品とはがらりと雰囲気の変わったアクション作品です。
表紙絵を見た長男が「厨二っぽい」と言い、読んだ後は「中身もそうだった」と言わせるくらいです。
で・も。
1周まわって再び患っている私には、非常に面白かったですよ。
10月に2巻が出るというので、その次は図書館をいつも以上にチェックしないと!
購入した本
三浦しをん著『桃色トワイライト』
読んでいる途中に何度も吹き出して、「五月蠅い!」と言われてしまいましたよ。
先日「乙女なげやり」を読んだ長男が、私の読後に読んでしました。
「ホ○小説、ホ○漫画 ○○×△△(実在の野球選手名)
など危険な話題もちらほらあったのですが・・・。
長男も大人の世界を垣間見てしまったのね・・・。(大人× 腐女子○)
菊池秀行『D-貴族戦線」
ええー、買う度に言いますが、今回もどうしようかと思いましたが、いつもと同じ結論が導き出されました。
どうせ1年に1冊しか出ないのなら、まだ頑張ろう、と。
1巻目は現在の長男の年よりも私が若いときに出たのですよね、これ。
何時終わるんだろう・・・。