
結局、図書館で借りてきた本は、またスルーしてしまった。
ああ、子供の為に借りた『戦国BASARA』は読んじゃいましたけど。
そして、あと1冊は頑張りました。
大崎 梢『夏のくじら』
いつものようにミステリーかと思いきや、青春ストーリーでした。
一応人捜しはするけどね。
東京育ちの篤史は両親達に不思議がられながらも、祖父母の住まう高知の大学へ入学。
祖父母の家に下宿し始めると、幼い頃から夏休みに一緒に遊んでいた従弟の多郎が遊びに来て「よさこい」チームのスタッフへの勧誘へやって来た。
4年前も無理矢理参加させられ、今回の誘いは断ろうと思った篤史だったが、スタッフをやれば、もしかしてあの人-4年前のチームで知り合い、約束をしながらも果たせなかった-に会えるかもと、なんとなく引き受けてみる。
しかし、スタッフとして働くうちに・・・。
「よさこい」のチームってそんなに手間暇がかかるものだとは思わなかった。
素人さんがどうこうというものではないのね。
と感心してしまいました。
粗筋を知っていたら、借りなかったでしょうね。
私、こういう熱いのはちょっと。
でも、ミステリーではないと途中で気付きましたが、先が気になり最後まで読んでしまったことを考えると、嫌いではなかったみたいです。

田中 芳樹『蛇王再臨』
どれだけぶりなんでしょうね。
ずっと気配を感じさせていた、蛇王がやっと復活だ。
最大の驚きは、あるキャラの死亡。
この人が最後の十六翼将だと、予想していたのだけど。
私が50代になる前までに終わる?
ところで「創竜伝」はどうなったのでしょうね?
栗本 薫『グイン・サーガ123 風雲への序章』
ここまで来たら、最後まで付き合うよ。
まだまだ先は長そうですが。
ケイロニア皇帝はイヤな奴だと思った。
要するに出来がいい子でなければ問題外、ですか。
グインへの溺愛ぶりを見ると、一般老文官の不安げな台詞が妙に心に引っかかります。