主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2015-07-18 21:21:12 | 雑談
図書館にあって、借りていなかった堀川さんの本が数冊あるのに気付いて、まとめて予約したものが、今回の2冊。


堀川アサコ著『幻想探偵社』
私が借りたときは「幻想」がタイトルに入っていなかった「日記堂ファンタジー」も、いつの間にか加筆修正で「幻想シリーズ」になっているのですね。
そして、このお話しも「幻想シリーズ」と言うことで、これまでのシリーズを読んできた人なら、「おっ」と思う繋がりがあります。

父親に「部活は2年生までだ」と言われるものの納得出来ないまま、野球部を休部した海彦。
ある日の放課後、落とし物をした同級生のユカリを追いかけて「たそがれ探偵社」へと入り込んでしまった。
そこは幽霊専門の探偵社だったのだ。
海彦とユカリは、青木所長の助手となり、海彦が探偵社に入り込むきっかけとなったヤンキー姿の幽霊、大島の頼みを解決することに。

登場人物に幽霊が出て来ますが、謎解きミステリー色が強いです。
幽霊や普通の状態ではない子供の頼みを聞きつつ、記憶を失った大島の過去を探っていきます。


『大奥の座敷童子』
こちらは時代物の作品です。

野笛藩のお城で開かれた美女相撲。
一等を獲得した14歳の少女今井一期は、国家老と対面した。
そして、国家老から、重大な機密を教えられ、とある任務を与えられた。
藩の借財、160万両(一杯16文のソバ、6億5千万杯分)を返済する為、野笛の里の座敷童子を探しに江戸城大奥に行くように(これは領城下で名を馳せる3人の神通力の持ち主、3人ともがそこにいると告げた)、と。
一期は将軍側室の部屋子となって、江戸城大奥内を探索することに。
大奥内では、皆に可愛がられ、また、何故か飼われている動物たちに懐かれ、そして、人外のモノとも出会い、交流しながら、座敷童子を探して回るのでした。
そして、一期が知った座敷童子の正体は。

と、なかなか愉快で楽しいお話しでしたが、この本、ちょっと気にかかることが。
うん、単行本にしては、紙の質が、ね。
本代を上げない工夫なのか、雰囲気を選んだのか。
上の幻想シリーズと同じ出版社なのに、この差はなんなんだ?

あれ?こっちの方がページ数が約50ページ少なくて、値段が50円安い。
紙質と表紙の厚みもこっちの方が薄いのに、50円しか違わない。
出版日はこっちが4ヶ月あとになっている。
この数ヶ月で物価が上がった??


世知辛い?話の後は、癒やしコーナー。



これは動いているのをみると、なお可愛いです。




モダンな部屋に変えましたが、私のセンスが悪く、なんだかね、な状態。
猫ちぐらはやはり和風な部屋がいいかも。
コメント
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