◆日本のエイズ患者第一号を男性同性愛者に無理やり仕立て上げたのは
あの薬害エイズの安部元教授だった。
本当は自分が輸血した血友病患者が日本の第一号であったのに同性愛者の病気
であるなどと恐ろしい偏見の種をまくきっかけを作ったのでした。
アメリカのやり口を真似ただけだと言うのだろうが、悪魔のような仕業です。
日本でも「ゲイ=エイズ」とされ、俺たちは更なる偏見にさらされて来ました。
しかし、実際に今なおゲイの感染率は異性愛者より高いところは悩ましいところです。
◆なぜ、ゲイに蔓延したか・・
その理由はいろいろ研究されてきていますが、俺はゲイコミニティの狭さに
原因が一番あると思っています。
たしかにノンケと比べるとゲイは人口が相当少ない。
だから狭く、数少ないコミニティの内で相手を探すことになる。
田舎だとなおさらで、彼氏の元彼は俺の元彼!?みたいな話は多かったり
するのです。ヘテロではそんなことはめったに起こらないでしょ?
人口の多い都会のゲイであってもハッテンバとか固定の場所での出会いでは
関係が狭くなります。
そのような出会いでも少数者の俺たちにとっては何とか見つけた仲間なのです。
ヘテロのように相手が多数いて選べられるなら良いですが、どうしてもこの
ような狭い環境の中で出会う関係は、結果的に濃いつながりとなってしまう。
その狭いコミニティに1滴落ちてしまうとあっという間に蔓延してしまうのです。
よりによってこの悪魔の病気は、ゲイのコミニティへ放り込まれました。
そして当時の医療関係者はパニックを恐れて「これはゲイの病気です!」と
多数派を安心させるために仕立てあげてもいったのでした。
薬害エイズの問題もありましたが、現在の感染ルートは性交渉がほとんどです。
コンドームは避妊の道具、それは男女間で必要なもの・・
そのような意識がゲイにはあった為、ゴムを使ってこなかったこともあります。
◆今ではエイズは誰でも感染するものとなりました。
コンドームを使用しないセックスは、ゲイヘテロに関わらず、すべてにおいて
危険な行為です。
異性愛者に比べて同性愛者は少ないはずなのに、今なお感染者報告の半数が
同性愛者であるという状況が続いているのはなぜか?
やっぱりここでもコミニティの狭さが、影響し続けているのだと思います。
最近では、ゲイコミニティでは検査の啓発が進んでいるために結果的に感染者も
明らかになっているだけとの意見もあります。
性的な話題を避けること、ゲイとなればなおさら、そのことも大きな原因でしょう。
ヘテロに比べれば、どうしても出会う確率が高いことを考えれば、より切実な
問題として、目の前の危機感を持って予防を心がけならなくてはなりません。
啓発が進み、ゲイはヘテロ以上にしっかり予防意識を持てるようになった・・
そんなことになれないものかなあと思います。
◆ゲイほど危機感の無いヘテロですが、ノンキにいられる状況ではありません。
多くの人が性感染症の予防意識が無いままに性行為を行っています。
子作りか遊びか分からないような、出来ちゃったな行動が当たり前にさえなって
います。
今では結婚前に数人以上と関係をとるのが普通でしょうが、セイファーセックス
はどこまで出来ているものか?
安全日とか妊娠しない時期がある?なんて避妊発想による限定的なゴム使用では
性感染症予防には役立ちません。
「生は危険だ!」と俺たちは声かけあってますが、男女でそのような意識は
相当に低いと思われます。
最近は妊娠検査をきっかけに母親の感染が分かる例も増えているそうです。
また、献血における排除率も年々高くなっています。
どちらも、本人は感染の意識無く生活してきている人たちです。
これらは、一部の人が感染する病気だろう、なんてことではないことを表しています。
性生活が乱れている人が感染するのだろうなどと思えてられる段階ではないのです。
感染しても数年後に発症するまで自覚症状は出ません。
今も感染していることを気がつかないままに出会っているのです。
あの薬害エイズの安部元教授だった。
本当は自分が輸血した血友病患者が日本の第一号であったのに同性愛者の病気
であるなどと恐ろしい偏見の種をまくきっかけを作ったのでした。
アメリカのやり口を真似ただけだと言うのだろうが、悪魔のような仕業です。
日本でも「ゲイ=エイズ」とされ、俺たちは更なる偏見にさらされて来ました。
しかし、実際に今なおゲイの感染率は異性愛者より高いところは悩ましいところです。
◆なぜ、ゲイに蔓延したか・・
その理由はいろいろ研究されてきていますが、俺はゲイコミニティの狭さに
原因が一番あると思っています。
たしかにノンケと比べるとゲイは人口が相当少ない。
だから狭く、数少ないコミニティの内で相手を探すことになる。
田舎だとなおさらで、彼氏の元彼は俺の元彼!?みたいな話は多かったり
するのです。ヘテロではそんなことはめったに起こらないでしょ?
人口の多い都会のゲイであってもハッテンバとか固定の場所での出会いでは
関係が狭くなります。
そのような出会いでも少数者の俺たちにとっては何とか見つけた仲間なのです。
ヘテロのように相手が多数いて選べられるなら良いですが、どうしてもこの
ような狭い環境の中で出会う関係は、結果的に濃いつながりとなってしまう。
その狭いコミニティに1滴落ちてしまうとあっという間に蔓延してしまうのです。
よりによってこの悪魔の病気は、ゲイのコミニティへ放り込まれました。
そして当時の医療関係者はパニックを恐れて「これはゲイの病気です!」と
多数派を安心させるために仕立てあげてもいったのでした。
薬害エイズの問題もありましたが、現在の感染ルートは性交渉がほとんどです。
コンドームは避妊の道具、それは男女間で必要なもの・・
そのような意識がゲイにはあった為、ゴムを使ってこなかったこともあります。
◆今ではエイズは誰でも感染するものとなりました。
コンドームを使用しないセックスは、ゲイヘテロに関わらず、すべてにおいて
危険な行為です。
異性愛者に比べて同性愛者は少ないはずなのに、今なお感染者報告の半数が
同性愛者であるという状況が続いているのはなぜか?
やっぱりここでもコミニティの狭さが、影響し続けているのだと思います。
最近では、ゲイコミニティでは検査の啓発が進んでいるために結果的に感染者も
明らかになっているだけとの意見もあります。
性的な話題を避けること、ゲイとなればなおさら、そのことも大きな原因でしょう。
ヘテロに比べれば、どうしても出会う確率が高いことを考えれば、より切実な
問題として、目の前の危機感を持って予防を心がけならなくてはなりません。
啓発が進み、ゲイはヘテロ以上にしっかり予防意識を持てるようになった・・
そんなことになれないものかなあと思います。
◆ゲイほど危機感の無いヘテロですが、ノンキにいられる状況ではありません。
多くの人が性感染症の予防意識が無いままに性行為を行っています。
子作りか遊びか分からないような、出来ちゃったな行動が当たり前にさえなって
います。
今では結婚前に数人以上と関係をとるのが普通でしょうが、セイファーセックス
はどこまで出来ているものか?
安全日とか妊娠しない時期がある?なんて避妊発想による限定的なゴム使用では
性感染症予防には役立ちません。
「生は危険だ!」と俺たちは声かけあってますが、男女でそのような意識は
相当に低いと思われます。
最近は妊娠検査をきっかけに母親の感染が分かる例も増えているそうです。
また、献血における排除率も年々高くなっています。
どちらも、本人は感染の意識無く生活してきている人たちです。
これらは、一部の人が感染する病気だろう、なんてことではないことを表しています。
性生活が乱れている人が感染するのだろうなどと思えてられる段階ではないのです。
感染しても数年後に発症するまで自覚症状は出ません。
今も感染していることを気がつかないままに出会っているのです。