ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

松山市長の回答は無らなかったが

2007-04-12 01:12:59 | Weblog
愛媛県議会議員に質問していた同性愛者らセクシャルマイノリティの人権に
関するアンケートは、同時期に松山市長宛にも送っていました。

結局回答はいただけませんでした。一時期回答いただけるか?という話もあった
のですが残念な結果でした。
今回、人権啓発課を訪問してその顛末を聞かせていただくことが出来ました。

アンケートは秘書課を通じ、人権啓発課に渡り、人権啓発課から各質問の内容に
応じて担当部署に振り分けて回答を集めようとしてくれたのですが、各部署それ
ぞれの温度差で理解が進まず今回は回答するに至らなかったようです。

市長本人が積極的にリードしていただける意識があるなら話は早いのでしょうが
そういった指示は出なかったのでしょうね。
それに市長としての回答となると、なかなか難しいところも多いようです。
それも意識の問題ではあるのでしょうけど。

質問を振り返れば、答えられて当然な質問も多かったのですが、前例も無く
ちょっと関わりたくないといった気持ちが前面に出たのでしょう。

思っていた以上に他部署の方にある「無理解の壁」は、厚いようでした。

でも今回の行動が、それぞれの関係部署に問題を投げかけたことは間違いありません。
初めて出くわす質問にびっくりされたかもしれませんね。

こんな問題も今後は取り組まねばならないのかも?と想像してもらうきっかけ
くらいにはなったようでした。まだまだ手始めですからね!

各部署別に個別の質問状を送ってみる方法も今後は有効かもしれません。
無理解のままで、そのままいられるわけではないことを刺激していかねば!!

いじめ問題では新しい担当課もできたようですし、セクシャルマイノリティへの
偏見から起因しているだろう「いじめ」は、当事者の多くにとって身につまされ
る辛い思い出で、他人事ではいられないことだと思います。

ぜひ、そういった視点でも「いじめ問題」を考えていって欲しいと思っています。

教育関係の担当課や教育委員会と自分たちがお話が出来ないか、
人権啓発課さんからお声掛けいただけないかもお願いしておきました。


レインボープライド愛媛
(松山・性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクト)
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05
コメント
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