ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

LGBT候補者皆さんありがとうございました!

2007-04-24 00:08:46 | Weblog
ゲイとしてカミングアウトしての立候補となった東京都中野区議選の
石坂わたるさん本当に残念でした。

1,091票、当選ラインは1,700。
奮闘された様子はこちらにも聞こえていたのですが残念な結果となりました。

投票率が40%ほどと低い。
もう少し当事者が動けば変わったろうと思うのだけど
そんなものなのでしょうか?

当事者にカミングアウトして立候補していることが伝わることは
東京のようなところでま本当に難しいことなのでしょうか?

これだけ選挙に、政治に無関心が広がる中では仕方が無いことなのか?
なんともやるせない気持ちになります。

中野区の有権者25万人のうちLGBT当事者は最低でも3%、7500人もいる。
1%の人が投票に足を運んでも2500、中位当選を果たしても良いはずなのだけど。

まだまだ、LBGT当事者が政治参加、社会参加する意識が足りてないのでしょう。
その意味では、今回石坂さんが堂々とカミングアウトして選挙戦を戦われたことは
大きな意味があったと思えます。まだ、始まりなのでしょう。

本当に大変ですが、次に繋げて行って欲しいと思います。
このまま活動を続けていけば4年後は十分に当選できると思います。
今回は本当にありがとうございました。感謝しています。

でも、でも・・・そんなものかなあ?
伝わらなかったのかなあ、中野区のLGBTの仲間はどうしてた?

自分たちって、ヘテロ社会の中で、なんとなく自分は社会から外れた傍観者で
なんとも居心地悪くいるものだから、ますます政治とかも拒否反応、一線を
引きたくなると思います。

でも、今回自分たちの仲間が声を上げたのに、自分のこととして考える人は
少なかった・・・

夏には尾辻かな子さんが参議院を目指す。
全国で10万の票を集めなければならないといわれています。

有権者のうちLGBT当事者と思われる3%と計算すれば240万票
1%でも80万票。当事者が自分のことと意識を持てば十分な数が集まるはず
なのですが・・。

どのようにして当事者の仲間にこの動きを伝えられるか?
ゲイバーなどのコミニティの中であれば話題も出ると思うのですが
そうでない人たちにどう伝えられるのか?
これは結構難しいのだなと改めて思えてきました。どうしたものか?

東京都世田谷区議の2期目を目指した上川あやさん
なんと2位当選!!おめでとうございます。

さすがですね!

区議の在職中の仕事が多くの住民に評価されたのでしょう。
素晴らしいことだと思います。

LGBT出身であっても、LGBTだけの代表として見られていてはこのような
得票数は得られないと思いました。
コメント
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