ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

マイケル・ジャクソン追悼式生中継

2009-07-08 02:36:30 | Weblog
マイケル・ジャクソンの追悼式の模様が、日本のテレビでは唯一
ケーブルテレビなどで見られるCNNjチャンネルで生中継中です。

日が変わってからチャンネルをあわせて見ています。

ケーブルやスカパーが見れない人は、MTV JAPANがネット上で生配信中です。
http://www.mtvjapan.com/michaeljackson/memorial/

棺が会場に運ばれ、追悼イベントが始まっています。
ステージ前の真正面に安置されています。

やはり、本当に彼は亡くなったのですね。いや?違うの?
亡くなったつもりも無いのかもしれません。

毎日、朝のワイドショーでマイケル・ジャクソンのことが取り上げられ
亡くなった後も騒がれ続けています。それが彼の宿命なのでしょうか。


マイノリティへの偏見を、人種の壁を切り開いていけるあの才能
でも、その純粋さを面白おかしく伝える人々、その孤独・・

彼の最近の様子を見るたびに
なんともいえない気持ちになっていました。

人の弱さを思い知らされるようでした。

とてもいとおしくなります。
彼の苦しみを思うとやっと楽になれたのかも知れません。

亡くなる2日前のコンサート練習風景の映像は、50歳の彼が若々しく
ダンスを決めている姿でした。これほどのパフォーマンスが出来ていたとは

もうたいしたことは出来ないだろうと言われていたことを、大きく裏切った
素晴らしいもので、それがまた辛いのです。

このコンサートが見れなかったことが残念でたまりません。

彼ほどの成功者でも、人生は思うままにいかなかったことが多かったのでしょう。
顔が変形し、秘めていたことが暴かれ、一方的に騒がれ
どのような気持ちで、それでも注目を浴び続けねばならなかったか。

彼は自分たちLGBTの仲間であったろうと俺も思っています。
様々に価値観までも変えていった彼の才能をしても、それは乗り越えられなかった。

彼は素直な自分を出してはいたけれど、世間の意識が変わるような発信は
これについては出来ないままだった。

何もかもを彼に期待するのは酷というものですが、彼から出された多くの愛は、
彼ならもしかして・・そんな期待をさせてしまう、それほどのものでした。

彼の何もかもが、気になって仕方が無い、釘付けにされる。

これからも・・

ああ、惜しい 虚しい そして輝かしい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする