映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「リング」

2008年04月07日 | 映画~ら~
1998年 日本映画

久しぶりに見ました。前回見たのは確か2000年くらいだったと思います。テレビでやっていたのを弟と見た記憶が。怖くてギャーギャーいいながら、コタツの布団に隠れながら見ました。公開当時は大ブームでしたね。

もう10年も前になるんですね。ほとんど記憶も無くしかけていたので、新鮮な気持ちで楽しめました。

一番の驚きは、映画の中で一番初めに亡くなる女の子(松島奈々子の姪)が竹内結子、その友達が佐藤仁美だったこと!あの当時、竹内結子さんってまだまだ人気が薄かったんですかね。でも2000年当時(私がテレビで見たとき)は、連ドラに主演で出ていたような気もするので、短期間に人気を確立したということでしょうか。とにかくこの二人が出ていたことが一番驚きでした。

それから松島さんの同僚の「岡崎くん」は、柳ユーレイだったのですね!
「リング」は日本ホラーブームの火付け役ですが、柳ユーレイはその基礎を確立したといわれる伝説の映画「女優霊」の出演者(未見です)。そして「女優霊」の監督が「リング」の監督でもあるわけです。今回知りました。遅いです、私。

謎が謎を呼び、解けたと思ったら振り出しに戻される。

日本のホラー映画って、ただ驚かすだけではなく物語がしっかりしていますよね。そしてよく言われることだけど、心理的な恐怖心をあおる。呪いには理由があるけれども、殺される人たちにはまったく罪がなくて、どうしようもないところがまた怖いんだろうなぁ。

呪いを解く(死から逃れられる)方法である、テープをダビングして誰かに見せるというもの。私が松島さんだったら、間違いなくその方法に気づきません。頭いいわぁ、松島さん。でも、息子を助けるために自分の父親にビデオを見せようとするなんて、ひどすぎます松島さん!

映像は日本独特の、薄暗くて安っぽい(苦笑)感じですが、だからこそ恐怖心をあおられるという副産物(もしかして計算?)つきで結果オーライ!初めて人を念力で殺した貞子ちゃんは、6歳前後かと思われますがすでに容姿が出来上がっているあたり大物の予感でした。お母さん(志津子)の能力をいんちきだと罵った記者が亡くなるシーン、必見です。ミニ・貞子ちゃん。ちょっと笑ってしまいます。



※よい画像が見つからなかったので、今回はイメージ画像なしです。


おすすめ度:☆☆☆★ ホラー映画好きな方は必見。


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