きょうの「ニュースエブリ」の企画枠は食ネタに戻り、テーマは「デパ上グルメ」。デパ地下って呼んで、いろんなお惣菜の売り場を紹介するのは、もう何年も前からいろんな番組でやっているが、「デパ上」という言葉は、オレは初めて聞いた。デパートの上層階にあるレストラン街のことだって。確かにデパートや大型店のレストランは最上階に、ついでに言うと屋上には小ぶりな遊園地みたいなのがあって、そこに行くまでに買い物させる「噴水効果」とか、そこから降りてくる客を狙う「シャワー効果」とかいう言葉もあった気がするね。屋上遊園地はもう何年も前に絶滅したが。
レポートしたデパートは、新宿の京王と伊勢丹。まずは京王から。8階に14店舗が入っている。初めて見た気がする鈴元まいさんが、まず食べたのが、老舗店のグラタン。
「まろやかで味わい深い」などとコメントしていた。秘密はソースにウニを加えていることだという。次はスイーツ。
こんなおカオで食べていた。
なんでも、「上品なあじわい」なんだって。レストラン街の担当者は「2代、3代と続けて来てもらっている。月に一度のプチぜいたく」と話していた。確かに、お値段は張るよね。お寿司は6巻とタマゴで2970円だった。
続いては伊勢丹。レポートするのは、きのうは不思議スポットをまわった坂田陽子さん。食レポの大御所だよね。こちらは7階に16店舗。坂田さんがまず食べたのは、
そしてこの表情。
コメントが若手レポーターさんとあまり変わらないのが、いいね。そして、ガブリ。
この豪快さはさすがに年季が入っている。「香りもごちそう」。ほかにも、
などを紹介していた。
何度も言うが、お値段は高い。これに飲み物とか、デザートなんかも頼むのだろう。でも、昔はデパートで食事って、ある意味、ステータスだったよね。そういう文化が、京王の担当者の話じゃないが、まだ引き継がれているのを見て、ノスタルジックな満足感を覚えた。