早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

「デパ上」って知ってる?

2024-03-08 21:30:27 | 日記

 きょうの「ニュースエブリ」の企画枠は食ネタに戻り、テーマは「デパ上グルメ」。デパ地下って呼んで、いろんなお惣菜の売り場を紹介するのは、もう何年も前からいろんな番組でやっているが、「デパ上」という言葉は、オレは初めて聞いた。デパートの上層階にあるレストラン街のことだって。確かにデパートや大型店のレストランは最上階に、ついでに言うと屋上には小ぶりな遊園地みたいなのがあって、そこに行くまでに買い物させる「噴水効果」とか、そこから降りてくる客を狙う「シャワー効果」とかいう言葉もあった気がするね。屋上遊園地はもう何年も前に絶滅したが。

 レポートしたデパートは、新宿の京王と伊勢丹。まずは京王から。8階に14店舗が入っている。初めて見た気がする鈴元まいさんが、まず食べたのが、老舗店のグラタン。

 「まろやかで味わい深い」などとコメントしていた。秘密はソースにウニを加えていることだという。次はスイーツ。

 こんなおカオで食べていた。

 なんでも、「上品なあじわい」なんだって。レストラン街の担当者は「2代、3代と続けて来てもらっている。月に一度のプチぜいたく」と話していた。確かに、お値段は張るよね。お寿司は6巻とタマゴで2970円だった。

 続いては伊勢丹。レポートするのは、きのうは不思議スポットをまわった坂田陽子さん。食レポの大御所だよね。こちらは7階に16店舗。坂田さんがまず食べたのは、

 そしてこの表情。

 コメントが若手レポーターさんとあまり変わらないのが、いいね。そして、ガブリ。

 この豪快さはさすがに年季が入っている。「香りもごちそう」。ほかにも、

などを紹介していた。

 何度も言うが、お値段は高い。これに飲み物とか、デザートなんかも頼むのだろう。でも、昔はデパートで食事って、ある意味、ステータスだったよね。そういう文化が、京王の担当者の話じゃないが、まだ引き継がれているのを見て、ノスタルジックな満足感を覚えた。


坂田さんの東京フシギ探訪

2024-03-08 13:35:33 | 日記

 きのうの話で悪いが、早起きな分だけ夜は早いので、最近は19時を過ぎると活動意欲が失われてしまう。日テレ夕方の「ニュースエブリ」の企画コーナーはグルメではなかったが、坂田陽子さんがレポート。東京の不思議スポットをまわるというものだった。

 いくつかあったが、2つ紹介。まずはこれ。

 なんとも不気味としか言いようがない像だ。番組の調査では「区画整理の際に子供たちが喜ぶ像を歩道脇に作った」ということがわかった。12体作ったと言うが、これを見て子供たちは喜んでいるんだろうかね?

 

 次は、隅田川沿いにある川を見ている像。陸側には背中を向けてることになる。

 説明されても、ちっともわからんが。由緒は、東京都とパリ市は友好都市提携しており、隅田川とセーヌ川は友好河川なのだという。それが縁でパリ市から贈られた像で、「船の安全を願っている」という。

 「ナニコレ珍百景」的な話題だったね。確かに全部知らなかった。


雪降ったね

2024-03-08 09:20:41 | 日記

 珍しく天気予報が当たって、けさは雪が降ったね。「暴れん坊将軍」が始まった4時ごろは雨音が聞こえていたが、静かになったので、また予報外れかと思ったが、窓の外は雪に変わっていた。雪国出身のオレとしても結構な勢いを感じ、電車もヤバいくらいだろうと思った。日の出くらいにはまだ降っていたが、7時過ぎにいったんか知らんがやむと、すぐに溶け始めた。さすが都会の雪と思った。

 しかし、ねばる雪もいて、8時過ぎてもこんな感じ。

    

 よくがんばったね、って感じか。もっとも昼ごろになれば朝に雪が降ったことなんか、みんな忘れちゃうのも見えてるがね。


「め組」おちよの恋

2024-03-08 06:38:37 | 日記

 「暴れん坊将軍」にちょっとした和みを醸すのが、火消し「め組」の3人娘、お葉(伊藤つかさ)、おちよ(田中綾子)、おはる(山本真由美)。今回の主役はおちよだった。おてんばでちょっと生意気な役回りだが、おはると茶屋の店先でお団子を食べているときに、数人の侍に追われてきた若者に助けを求められる。幕の敷かれた長椅子に隠れさせてその場をしのぐが、おちよはお守りを落としてしまう。それを拾った若者、実は田舎の結城藩の跡目候補・水野勝四郎(大橋吾郎)だった。どうやって知ったのか説明はなかったが、「め組」に届けに来たことで、おちよと急接近する。

 勝四郎は家督を継ぐのがイヤで、家出してきたのだが、何しろ世間知らず。そんなこともあってか、「め組」の世話してくれた長屋でおちよの作る庶民の食事に感激したりする。二人はデートする仲に。

(おみくじを引く二人。おちよは「東からの人と良縁」と出るが、勝四郎は「願いかなわず」)

 水野家では、勝四郎を推す国家老と妹の松姫に婿を迎え実権を握ろうとする江戸家老が争っていた。そのとばっちりを受けた形で政治に嫌気がさして、江戸に出て来た勝四郎は、「自由になりたい」とおちよに言う。おちよが「きっとなれるわよ」と励ますと勝四郎は「おちよさんとならなれそうだな」と返した。

 そして、町人になろうと、長屋の隣に住む彫金師に教えを乞うなど懸命に新しい人生を模索していく。

 しかし、水野家は吉宗にとっても大事な譜代大名だった。江戸家老は呉服問屋と組んで結城紬の横流しで私腹を肥やしていた。将来を案じ、勝四郎に「なぜ、現状を乗り越えようとしないのか」と、悪事に手を染める江戸家老の意のままにさせずに勝四郎に家督を継ぐように諭す。

 そして、覚悟を決めた勝四郎は目が覚めたように江戸下屋敷に踏み込み、江戸家老に詰め寄る。吉宗も駆け付け、成敗。おちよとの恋はかなわなかったが、別れ際、老人にしごかれながら自分で作った金のかんざしを手渡す。

 勝四郎は、藩政を立て直し、立派な大名になったという。

 おちよにはかわいそうな結末になったが、淡い恋物語はおもしろかった。