シリーズ終了した2時間ドラマ「おかしな刑事」の再放送の録画を観た。2018年の放映というが、主役は、伊東四朗や羽田美智子ではなく、彼らがなぜか居候している財産家で10浪して弁護士になった姉小路行人(石井正則)とその所属事務所の所長弁護士・武井昭一(正名僕蔵) 、事務員・森聡子(月岡鈴)だった。3人だけの事務所だけどね。
行人の初恋の人( 白羽ゆり)が夫の死について調べて欲しいと、事務所を訪れる。
舞い上がった行人は依頼を受けるが、すでに刑事事件としては自殺として処理されており、所長らは困惑するが、普段はダメ弁護士事務所を演じていた3人そろって、事件の真相に迫るというものだ。普段は脇役の人にスポットを当てたこういう作りは「スピンオフ」と呼ばれるらしいね。
特に頑張ったのが、事務員役の月岡さん。普段は、2時間中、合わせて30秒も出ればいい存在だったが、休みの日に対象者の尾行をしたり、2人の弁護士たちに意見したりする。オレは前から気になる好きなタイプだけだったので、出番が多くてうれしかった。
危ないシーンがなくてよかった。
結末は、行人の初恋の人も一味だった大会社の専務の犯罪が明らかになった。でも、行人は何かを言いに来た初恋の人の言葉をさえぎって、許した。
「おかしな刑事」親子の出番も東王子署の刑事たちの出番も少なかったが、月岡さんの活躍だけでもうれしかったね。