早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

橋本環奈に魅せられた2時間

2024-03-27 13:47:58 | 日記

 こないだ放送された橋本環奈主演のテレ朝「万博の太陽」を録画で観た。

 今度やろうとしている大阪万博には意味なし、ムダ遣いだと思うから反対だが、今回は半世紀前の話で、橋本さんが好きだから。危惧したのは、万博の宣伝や過去の苦労賛美主義の展開と思ったが、その感じは全くなかった。時折、当時のニュース映像は出たが、極めて短かった。

 環奈の独壇場だった。当時は「女は早く結婚して子供をたくさん産むのが役目」という時代で、コンパニオンに応募すること自体、親が反対する。22歳と設定された環奈は8回のお見合いに失敗していた。

 一方で、世界を知りたいという理想も持っていた。いろいろな経緯は省くが、いとことともにコンパニオンに採用される。

 コンパニオンとして自分の希望を果たした。

 恋愛模様など、サイドもあったが、それも少なく、万博の売り込み要素もなく、環奈のドラマだったと思った。


老人の住むトコロ、どこ?

2024-03-27 09:17:34 | 日記

 65歳以上の一人暮らしが、“急増”と言っていいほど増えているといるという。少し前の日テレ「ニュースエブリ」のニュースで見たことだが、これ、まじヤバいよなと思う。2020年に比べて来年は80万人増えて751万人になるという。日本の人口が1億人強という中、65歳以上人口が3600万人ということ自体驚くが、その5%が一人暮らしだというのだ。

 今の65歳以上には、50代にしか見えない元気な人もたくさんいるが、これはあくまでも、自分の想像だが、あくまで恵まれた家族関係の中にある人ではないだろうか。65越えて、一人暮らしは恵まれない家族関係、社会関係にあるレベルの人とオレのつたない経験上、思わざるを得ない。

 問題は、家はもちろん集合住宅なりの部屋を借りられないことだ。当事者も「65歳以上というのが厳しい。周りからもそう言われる」とカメラに話した。ある不動産会社で500人の高齢者を調べたところ、4人に1人以上が年齢を理由に入居を拒否された経験があったという。立ち退きを容赦なく迫る業者もいる。ある高齢者は6か月以内に出ていけと言われ、引っ越し代のほか、2か月分の家賃保証、家電購入代などを提示したという。経験者は「業者さんは65歳を過ぎるとイヤなのでは。年齢っていうのはそこまで追い込まれる」と吐露する。3か月以上探しても引っ越し先は見つかっていない。別の女性は「独身で身近に頼れる親族や知人がいない。身元保証人や緊急連絡先がない」と嘆く。

 では、貸主側から見てみると、ある調査に66%が高齢者の入居に拒否感があると答え、その理由はこうだ。

 番組で取材に応じた業者は「学生が住むのは4年くらいだが、高齢者は平均13年」と言った。しかし、それとつながっているのか、番組では居室内で孤独死が起きると、原状回復に最高400万円以上かかり、貸主が負担するケースも多いと説明していた。死者が残した持ち物の処理の問題に加え、“事故物件”として家賃を下げざるを得ないという。

 高齢者には、新しく入れるところは見つかりにくい。よほどの障害がなければ費用の安い特別養護老人ホームなど公的施設には入れない。もともとわずかな年金収入しかないのだから、ホームレスか? オレはそういう歳になっても住むとこだけはあるので(ナントカ税はかかるだろうが)、年金もらって食えれば、まだマシか。日本社会、来るトコまで来ている企画だったね。


吉宗、脱藩そば屋を守る

2024-03-27 05:30:33 | 日記

 けさの「暴れん坊将軍」は、元武士で蕎麦屋となった伊平を演じた辰巳琢郎がうまかった。備中松影藩の藩主が、家臣の野望により毒を盛られ続け死亡したのがきっかけ。藩主に毒を持った家臣は自分の息子を養子として藩主にしようとしていた。善良な家老は、家臣の悪だくみに気付き、死んだ藩主が外につくった幼児を次の藩主としようと考え、しばらくは家臣だった、藩主にそっくりな伊平に藩主の影武者をしてくれと土下座してまで頼み込んだ。

 伊平は当初は拒むが、十万石のお家を守るためと、影武者を受け入れる。しかし、ことの始終を御庭番(吉宗の密偵、忍者)の情報で知った吉宗は、

町民として夫婦になっていたおかん(舟倉由佑子)が、子供をはらんでいることを伊平に伝えると、ウソの人生を歩むことに疑問を持つ。

 さっき言った善良な家老は悪者に殺されてしまうが、吉宗がいつも通りの成敗。結末は、死んだ藩主の幼な子が藩主となり、伊平は蕎麦屋を続けることになる。

 今回、珍しかったのは、伊平との出会いとなる場に「め組」のお葉(伊藤つかさ)がデートに誘ったことだった。積極的に誘うのは初めてだったのではないか。伊藤つかさは昔から好きだったので、出番が多かったのはうれしかった。