ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

2週間経過、充電切れ間近

2006-10-04 19:54:18 | Weblog
同グループの二人を体調不良(だったのね)状態で置き去りににして、ちょっと遅めの夏休み、New Yorkでたんまり充電してきたかーさんです。食事に期待できないであろう国には行きたくないくせして、大味大国アメリカ、去年に引き続いての夏休み in New York なのでした。なんだってまた?前回の旅は、未練たらたら~、不完全燃焼にて終了。それ、なんとかしたかったのです。

未練その一はニューヨーク近代美術館でした。展示も建築も共に楽しみにしていた新生「MoMA」だったのに、前回は諸事情により行けず…。しかも、ここ最近まで、何年かにわたり、宗教画ばかりを目にしていたため、その類いの絵画には食傷気味。全く違うタイプのものを欲していました。そんなわけで、よし、行くべし「MoMA」へ!最優先事項!とばかりに、突入~。

さて、がしがしと鑑賞を続け、ウォーホルの「キャンベルスープ缶」に辿り着くと、職員(監視係か?)のおじさん、ひょっこり登場。おもむろに「どのスープが好き?」ですと?不意打ち!種類多くて選べませ~ん。が、あまりにも眼差しが真剣だったので、適当には答えられなくなっちゃいました。背後からマリリン・モンロー(の絵)に見守られつつ、しばし吟味。で、出た答え、発した言葉は…「トマト」。普通すぎる!なんか自分の答えにガッカリですよ。熟考してそれ?32種類ものスープ缶の絵が並んでいるというのに~。さあ、おじさんの反応はどう?…微笑みながらの「うん、いいね」とな!あれ、よかった、のかな?「トマト」で…。そう、あまりにも定番で面白みはないですが、実際、キャンベルのトマトスープは優秀なのです。かなり応用がききます。結構お世話になってます。それにウォーホルも食べて続けていたとのことですし…。

そんなこんなの、アメリカ食品、前回、大量買いしたモノがありました。でか「ベーグル」と、「JELL-O」です。「JELL-O」は青色1号、赤色40号、そんな合成着色料を惜し気もなく使用した、ジャンクでポップでファンシーなゼリーの素です。少なくともジェロ風呂できちゃうくらいの量は購入。これらによって、スーツケースのほぼ半分が占拠されました。さすがに今回はその半量以下に買い控えましたけど…。かーさんちの夕食、「ベーグル」に「キャンベルスープ」、デザートは「JELL-O」なんてのも度々ありまして。アメリカの食品ってのも意外と捨てたモンじゃないかも、ですよ~。


PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp
コメント
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