大雨

今日はすごい雨ですね～。小さい頃は台風や大雨など降ると学校が休みになったりして、ワクワクしてましたが、社会人になった今となっては雨の通勤が憂鬱になるばかりです。

今日のような雨風が強い日に思い出すのが中学生のある日の事。
その日は夏休み真っ只中で部活も休み。友達と地元の滝がある山まで自転車で遊びに行きました。家からかなり離れてたんですが、あの頃は若気の至り？でバカみたいな距離を平気で自転車で移動してました。
たっぷり遊んでいざ帰ろうとした時、夏特有の突然の雷雨が。冷静ならばちょっと雨宿りすればいい事ぐらい分かりそうなもんですが、そこは中学生、しかも今まではしゃいでてテンション上がってますから…激しい雨の中、即出発です。
みんなでワーワーキャーキャー、バカ丸出しで走っていると、更に雨足は強くなるばかり。もう殆ど視界ゼロです。そして、当然のように事故が起こりました。事故といっても単独事故。勝手に側溝の段差に引っ掛かり転倒です。しかも、運の悪いことにゴルフ場のフェンスがあり、そこに2,30m間隔で立っている鉄柱に直撃しました。一瞬意識が飛んだ後、自分の体を確認すると、体中は泥だらけ、膝から大量の血が流れ、頭はガンガン痛い。恐る恐る頭を触ってみるとありえないぐらい腫れ上がってました。痛いやら情けないやら恥ずかしいやらで打ちひしがれていると、そこに熱い男、友達のW君が突然通りすがりの車を止めていました。「友達が怪我をしたので乗せて下さいっ！」と訴えています。今思えばなんてイイやつなんだ、と思ったりもしますがその時は多感な中学生。「これ以上自分の汚点を他人さまに晒せない！」と「いやいや、平気です。ごめんなさい行って下さい」と精一杯の虚勢を張りました。運転手の方は心配そうにその場を去ってくれました。しかし、W君は「なんでだよ！」と納得いかず、私も痛さと情けなさで半ギレで「余計なことすんなよ」と他の友達をハラハラさせながら寂しく家路に着きました。

今にして思えば、W君の友達思いな行動力を無にしてしまって悪かったなと反省です。

さて、今日は無茶せず安全に帰えらねば。


PINS FACTORY（ピンズファクトリー）は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp