ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

巡り会えない…

2008-11-05 16:16:32 | Weblog
ここ3年ほど、なんとな~く欲しいな~と思って、ゆる~りと探してるものがありまして…革モノのジャケットなのですが、なかなかしっくりくるものってのはないですのう…。

先日、友人と買い物に出かけた際、「まーだ買ってなかったのー?」と言われまして。日ごろ、着るものに関しては、ぱっと見でほぼ即決ぐらいな(ともすれば衝動買いとも思われかねない)買い方をする自分…を知っているこの友人に、「らしくない!もういい加減キメちゃいなよ!」と発破かけられました。よって、この日はちょいちょい試着したわけですが…。

まあ、そう簡単には見つかりませんな。とりあえず、茶系モノは外すことに。試着披露するたび友人が、おっさんおっさん言うので(且つ元来自分は茶色が似合わないらしいので)、茶系はナシのセンで。
この日のラストは普段よく寄るお店へ。それはさすがにハードすぎだろーと、今まで避けていたWのライダース。友人(及びショップ店員さん)のススメもあり、一応試してみると…意外と似合うやらなんやら、なんだか評判よろしいのかな?自分の客観的判断力はもうだいぶ衰えているので、あなた方が頼りです。
さらに、後ろ姿を確認した友人は、「あーもうこれ、確実に少年だよ…いよいよ女子じゃなくなってくるってー!」とキタ。「それはやっぱりナシってことかい?」と訊くと、「いや、ぜんぜんアリ!でもね、吹っ切ってからにしたほうがいいと思う」と…。「吹っ切って」とはなんぞや?一体自分はなにを吹っ切ればいいのー?「いや、別にバイカーくんともパンクくんとも付き合った覚えはないが…」とまあ明らかに間違った方向の発言に対して友人は、「知ってるよ!そうじゃなくって、えっと、女子であることを捨て去れ、みたいな~?」…うーむ。Wのライダース、やはりかなりのハイレベル。「吹っ切ったら買いにきます…」と店員さんにお伝えし、お店をあとにしたのでした。

運命の(?)一着への道のりは長い…。


PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする