小さな出来事を夜も眠れないくらいに深く考えてみる

昨日の帰り道、電車のなかでのこと。

電車に乗り込むとたまたま席があいていたので、「田町から座れるなんて珍しいなぁ」などと思いつつ、
風邪のせいか少し熱っぽかったので、これは渡りに船と、ほっと一息。座ると同時にうとうと。。。

・・・
しばらくすると、いきなり腕を揺すられるのと同時に「スミマセーン」という女性の声。
それは自分のお母さん（らしきひと）に席をゆずってほしいという外国人の女性でした。
半分ねぼけながらも「あっ、はいどうぞ」と立って席をゆずるも、
３人がけのそのシートでは、どう見ても自分がいちばん年長なのに気がついた。
しかもなんだか自分以外のふたりは携帯やらゲーム機なぞを弄ったりしているご様子。
両方とも寝てないし。

いっぽうその親子（？）はお母さんらしきひとが席につくやいなや、ずーっとしゃべくりっ放しでうるさいのなんの。いや、別に喋るのが悪いってことではないんだけども、夜だし。仕事帰りだから疲れてるし。

どうしてこの３者のなかで唯一寝ていた自分が声をかけられたのか？
３人のなかでいちばん若く見えたとでもいうのか？
確かに見た目は多少若いかもしれないけれども、もう介護保険払っている年齢だし、白髪もなんだかいっぱいあるし。

果たして自分がもっと体調悪かったら、自分こそ座らせてもらってよいハズなのでは？
なんとなく釈然としないながらもそのあとの岐路を外国人ふたりを横目にしつつ帰ったのでした。

葱丸

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