二〇〇九年五月十二日は
古の漢詩人にも縁の深い蜀の地を、
突然襲ったあの大地震から一周年でした。
震災一年
風雷山人
一片愁雲天籟鳴 一片の愁雲 天籟鳴く
(いっぺんのしゅううん てんらいなく)
青山緑樹百禽声 青山緑樹 百禽の声
(せいざんりょくじゅ ひゃくきんのこえ)
献花敬弔新墳下 献花敬弔 新墳の下
(けんかけいちょう しんふんのもと)
往事追懐無限情 往事追懐 無限の情
(おうじついかい むげんのじょう)
【大意】
愁いを含む一片の雲
どこからか聞こえる風の音
山には青青と緑樹が茂り
鳥の声が響く
真新しいお墓の元
花と慰霊の祈りをささげ
古今の人々の営みに思いを馳せれば
限り無く込み上げてくる万感の情
初夏の空 慰霊の祈り しみわたる
古の漢詩人にも縁の深い蜀の地を、
突然襲ったあの大地震から一周年でした。
震災一年
風雷山人
一片愁雲天籟鳴 一片の愁雲 天籟鳴く
(いっぺんのしゅううん てんらいなく)
青山緑樹百禽声 青山緑樹 百禽の声
(せいざんりょくじゅ ひゃくきんのこえ)
献花敬弔新墳下 献花敬弔 新墳の下
(けんかけいちょう しんふんのもと)
往事追懐無限情 往事追懐 無限の情
(おうじついかい むげんのじょう)
【大意】
愁いを含む一片の雲
どこからか聞こえる風の音
山には青青と緑樹が茂り
鳥の声が響く
真新しいお墓の元
花と慰霊の祈りをささげ
古今の人々の営みに思いを馳せれば
限り無く込み上げてくる万感の情
初夏の空 慰霊の祈り しみわたる