GX750 スイングアーム換装計画(その4)

2012年07月16日 | GX750

連休で、一気に面倒な部分を片付けてしまいます。 

発覚したジョイント部分の接触ですが、スイングアームを外して、2つを比較してみました。 
(左がXJ750EⅡ 右はGX750) 




目視でもハッキリわかるほど違いますね。 

左右を3mmくらいずつ削っているので、そもそも幅広なのですが、 

出力軸の位置が違うのと(3mm程度だと思われます)、もうひとつ理由がありました。 



左がXJ750EⅡ 右はGX750 のユニバーサルジョイントですが 

ジョイント部分の直径が、GX750の方が断然大きいですね。 

これを収めるために、幅広になっているのかと思われます。 

似たような感じだろう~ なんて甘く考えてましたが、あれこれ微妙に違いますね。 


とりあえず、ジョイントの接触痕のある部分を凹ませてやろうと思い 

ドリルで穴を3箇所開けて、ハンマーで叩いて軽く凹ませてみました。 


このままではきれいではないのですが、必要以上にいじらなくて済むかな~と 

思ってみたものの、こういう改造を神様は簡単に許してくれないのですねえ~ 

今度はゴムブーツの縁が掛かる部分に接触してます(汗) 




こうなったらやるしかないので、思い切ってジョイントの当たる部分を切り取ってみました。 


XJ750EⅡのスイングアームは、ピポット部分に補強がしっかり入っているため 

ちょっとくらい切り取ったところで、(切り取り方にもよると思いますが) 

溶接歪みは無さそうです。 


我が家の道具では、とりあえずこんな感じに切り取るのが精一杯です。 

あとはひたすら手ヤスリで、大汗かきながらゴリゴリと・・・ 


そして大穴を開けた部分を塞ぐパーツを切り出します。 



そして穴の部分にこれをはめ込んで 



暑さと戦いながら溶接して穴は塞がりました。 



ジョイントの回転円周付近にゆとりが出るように、大きめにしたのでこれで大丈夫でしょう。 


実際に装着して確認します。 



やっとハードルをクリアしました。 

スイングアームを上下させても、どこも当たりません。 

大きめに切り取って正解でした。 



残りは、このジョイント部分の防塵防水のため、ゴムブーツがあるのですが 

これが引っ掛かる縁を作らなくてはなりません。 

とりあえず縁を切り取った輪郭に合わせて、少しずつハンマーで叩きながら修正します。 


形を合わせたら縁を溶接して、残りの穴部分を端材で埋めていきます。 

最後にヤスリで仕上げて完成~ 

耐熱ブラックでアラを隠して、ブーツを装着すればOKです。 



残るはジョイントのセンター出しカラーの製作だけです。 

やっと完成が見えてきました。