暑さにめげず、今日は完成を目指して張り切ったのですが
暑さに負けた・・・
それでも、進捗率 97% くらいまで進みました。
最終段階の作業をする前に、天気がいいのでスイングアームを塗装しました。
作業やってる間に乾けばいいですもんね。
な~んて段取りよく考えてやってたら、あまりの暑さにあっという間に乾燥です。
塗料にいいのかどうだかわかりませんが、まあいいっか!
で、例のジョイント結合問題ですが、繋げるためのカラー製作をすすめることに。
まずは、エンジン側のカップリングですが
写真の接合面にドーナツ状の凸部分があります。
このドーナツ状の出っ張りが、GX750のノーマルだと
ユニバーサルジョイントの凹部分にハマるわけです。
ところが、今回使用するXJ750EⅡのユニバーサルジョイントは
凸状の突起があるのですね。
こんな感じで、お互い凸なわけです。
しかも、このドーナツ状の直径が合わない(当たり前か・・・
そうなると、これをピタリとハマるように調整する必要があるわけで
じゃないと、回転センターが出ずに、振動も起きるでしょうし、下手にずれたら大変!
そんなわけで、まずは嵌め合いのカラーを作ることに。
厚み3mmほどなのですが、在庫の17Sジュラルミンが8mmしかなくて
こんな感じで、暑いのに旋盤くんご苦労さまです。
銀色の刺身のツマが大量に出来上がりました。
そして出来上がったものはこんなものです。
小さい旋盤なので、少しずつ送って行くしかないので、汗だくです。
出来上がったリングは、こんなようにカップリングの内側にハマります。
そうすると、小さな直径のジョイント側突起が、カップリングのカラー内部に
ピタリとハマるようになりました。
これで終わればいいのですが、突起があるために接合面が平らではありません。
隙間があると、ボルトで締め付けてもボルトに無理な力が掛かるだけですから
ここは、接合面を面一にするためのスペーサーが必要になります。
カラーと同じように、8mm部材から、3mmまでひたすら削りました。
こんどは面形が円ではないため、ちょっと削りにくいです。
これも少しずつ送って、ひたすら暑さに耐えながら削りました。
そして、出来上がったスペーサーを、先ほどカラーを嵌めたカップリングに嵌めます。
まだ、外形をカップリングに合わせてないですが、これで接合面が均一になりました。
カップリングとジョイントを合わせてみると、ピッタリ接合されました。
ボルトを締め込んで、無理なく面同士が接合されたことを確認します。
この後は、外形をカップリングに合わせて削って、各部のバリを取って完成~!
さっそくリヤ周りの組立をして、回転部分がぶつかったりしていないことを確認。
結構いい感じで出来上がりました。
こうなると、早く乗りたくなるもので、さっさと各部を組み立てて行きましたが
最後になって、何か作り忘れてないかい??
あ~ スイングアーム60mmも伸ばしたに、トルクロッドを伸ばしてない・・・