幹部候補、店長候補、SV候補、マネージャー候補。
別に、中間管理職になりたいわけじゃないんだな。
でも企業が求める人物像ってのはそうなんだろうな。
「吉良吉影は静かに暮らしたい」
そんな気持ち。
中間管理職は嫌というほどやって来たから、その分、その苦労も分かる。
随分と自分の時間を犠牲にして仕事をしていた時期があった。
このご時世、かつては銀行が潰れ、会社だって絶対潰れないとは言えない。
月一回、心療内科に通っているが、最近の転職活動疲れの話をしたら、先生は、
「ゆうさんはね、本当に優しいから、本当は引く手あまたなんですよ。
でも今まで、身体も心も壊してしまうほど大変なお仕事をやってきたなら、できることをやればいいと思いますよ。
会社が倒産する時代ですから、正社員にこだわる必要もないのかもしれません。」
なるほど。そういう見方もあるのか。
過去の仕事では、サービス残業が当たり前のところもあった。
朝7時に出社して、帰ってくるのが朝5時とか。
そしてまた7時に出社。
そんなことを繰り返していたら、身体も心も壊したしなぁ。
こないだ「ガイアの夜明け」という番組で、ブラック企業のことを取り上げていた。
先生曰く、
「いわゆるブラック企業には行かないようにしてくださいね」
とのこと。
また身体と心を壊すような仕事だと意味が無いしな…。
難しいところだ。