伊勢神宮の苗代種まき下種祭（伊勢市楠部）

神宮神田の種まき下種祭（げしゅさい）が
春の嵐の警報が出る中行われた

神職が揃い　神田の苗代に向かう列です
神職のみなさんは　傘を準備している　

神宮では　お米は　神饌の主要品
自らの手で　古式にのっとり
農耕がおこなわれている　

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山口祭（やまぐちさい）（伊勢神宮下種祭）

下種祭に先駆け
神田の奥にある「忌鍬山（ゆくわやま）」の
ふもとにある山口祭場で　山の神に
田を耕す鍬（くわ）作るお祭りが行われ

山に登り木の神に　鍬の柄となる
木を切ることの許しを願う
「木本祭（このもとさい）」が行われた

鍬の柄は櫟樫（いちいがし）の木を切って作る

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神宮神田下種祭神事（伊勢市楠部）

鍬を作るのは　童男（どうなん）で　
地元楠部町から選ばれた中学生

鍬が出来上がると奉仕の禰宜（ねぎ）は
「まさきのかづら」と言う　
テイカカヅラのつる草を編み
烏帽子（えぼし）に着けて下山し
神田の田の神の祭場へ向かう

祭壇には　神饌と種もみが供えられ　
深々とお参りする

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神宮神田の種まき（伊勢市楠部）

神田を管理する作長が
田を耕すように鍬を振り下し
白装束の2人が水田に入り
清浄なもみ種「忌種（ゆだね）」を受け取り
種をまく
蒔いているうちは　御田歌（みたうた）がうたわれている

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種まき終えた神宮神田の苗代（伊勢市楠部）

もみ種を入れる手箕（てみ）と
蒔きあがった苗代
５月上旬には　お田植えが行われる

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