伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

一色能「翁」神楽 せんぐう館 柿落(こけらおとし)奉納(伊勢市)

2012-04-16 06:57:35 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
は「能にして能にあらず」ともいい
能が大成する前の「滑稽猿楽」の残した
祈りの芸術だそうです

この能に物語はなく 
天下泰平・五穀豊穣・国土安穏を祈る舞です

最初に 神楽が行われ 鳥兜をつけ 
右手に枹(ばち)とり 左手に鈴を掲げ
四方拝に続いて 四方堅め神事を行い
神慮を慰め 祈りをささげる舞です


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一色能「翁」 せんぐう館 柿落(こけらおとし)奉納(伊勢市)

2012-04-16 06:55:31 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
神楽が終わると 直面(素顔)で出ていた
「翁」は 面を付け舞う

日本歌舞史上に貴重な
存在であった呪師(ジュシ)が滅亡し
神楽の演技にその面影を残している
神楽がある為と思うが 
一色の翁舞では 「総角(あげまき)や・・=髪の結い方」より
謡い出し 変わったものが見られる

笛と小鼓だけですすんで行きます
大鼓全く参加しません
座って横を向き「知らん振り」をしています

翁は舞が終わると面をはずし
再び舞台先で深々とお辞儀をして退場します


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一色能「翁」三番叟 せんぐう館 柿落(こけらおとし)奉納(伊勢市)

2012-04-16 06:52:17 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
翁が退場すると ここで大鼓が参加する
太鼓を合図に狂言の三番叟の舞が始まる
三番叟は まず「揉(もみ)之段」を舞い
躍動的に足拍子を踏みしめ力強く舞います
「からす飛」と言う一つの見せ場です

次に「黒式尉(こくしきじょう)」と言う
顔面のまっ黒な老人の面付け
鈴を振りつつ はじめはじっくりと
次第に急速に舞い納めます[鈴之段]

鈴の段では 種を撒く仕草をするなど、
能が昔「猿楽」「田楽」時代に
農耕儀礼の一種であったことを
感じさせる舞いです


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一色能「猩々=しょうじょう」 せんぐう館 柿落(こけらおとし)奉納(伊勢市)

2012-04-16 06:39:54 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
親孝行の高風は 市に出て酒を売れば
富貴になれる夢を見る
高風は 次第に富貴となるが 
不思議に思うことがある
幾ら盃を重ねても顔色を変えない
名を 尋ねると海中に住む猩々という

酒壺を持って 海へ行き 
猩々を待つ 
やがて 猩々が海中より浮かび出て
酒を飲み交わす

猩々は 高風に汲めども尽きぬ
酒壺を与えて消える物語です

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一色能 せんぐう館 柿落(こけらおとし)奉納(伊勢市)

2012-04-16 06:38:13 | 写真と観光・伊勢志摩の風景
一色能が杮落としで
能舞が奉納された
 
せんぐう館のある勾玉池の
浮舞台です

せんぐう館は 美しい環境に
完成しました


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