船越・前浜の朝（大王町）

素晴らしい朝と思い　船越へ向かう
しかし　裾は雲が多く　ご覧のとおり
雲間　岩間から伸びる　光の線が美しい

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早朝の浜で火を焚く人（船越前浜）

前浜で　たき火をする人に出会った
大きな窯を被せ　何かを蒸している様子

尋ねると　グループで藁草履を作っているので
そのゴミを燃しているという
釜は　煙が出ないようにするためだとのこと

朝の５時半頃　お年寄りに付いて
工場へ行き　暗い中で話を伺った

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手作り船越の「藁草履」（大王町）

「藁草履」作りは　老化防止で始めたが
それを知り　おかげ横丁で売ることになった

草履は　健康によく　よく売れる
のんびりと老人が　趣味で寄って作っていたが
余りの売れ行きで　のんびりとできなく
ノルマをこなすのに　忙しいという

昔は　足の指と手で作っていたが
老人は疲れるから　木型を使う

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根付けの豆草履（大王町）

根付けの豆草履もよく売れる
工場の中には　藁　古裂など
山積になっていたが
製品は　昨日出荷して在庫がない
先の草履は２足だけだった

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船越の藁草履は イグサ製（大王町）

大池の向こうの草原は　なんだろうと
気にかかっていたが
志摩で唯一のイグサが自生する沼地
このイグサを使用している

イグサを取ってくるのも自分たちで行う　
ブルーシートに乗せ　包んで
引っ張ってくるとのことだった

イグサは　藁にくらべ　持ちが良いらしい

お年寄りの　趣味を越え今は
製造に追われ気味
嬉しいような　忙しすぎて複雑な気持らという

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