立神浅間祭

浅間祭は　富士山講の信仰で旧暦の6月28日　
通常　各集落は浅間山という山があるが　
立神では　山がなく　立石浦の海で　
大潮の日に行われる

集落の東西南北から　輪番で１戸夫妻が当番
一番遠い家が　宿本となり　前日から寄り
準備が行われる

立石浦には　浅間祭を知らせる　下帯が吊り下げ
神仏習合で同一視された大日如来の祭りがおこなわれた　


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神事と竹立て準備

１０ｍ以上もある竹を　白装束に身を
包んだ　４人の男性が　法螺貝を鳴らし
街を歩き　立石に到着　神事です
禰宜は　浅間神社を正式に参拝した長老が当たる

神事が終わると　いよいよ竹立ての準備に入る


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海に竹をたてる

頃良く引いた立石浦
ヘドロでかなりぬかるんでいる
男性は海へ　奥さんは　竹を渡す


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浅間祭の竹をたてる

浅間祭で共通するところは　
各集落の浅間山の大竹を立てる
立神では　その周辺に　１年の月数だけ
小さめの竹を　立てる
今年は　うるう年で１３本立てる


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水面映りの良い竹立て風景

浅間祭は　梅雨と　暑さで例年難儀するが
今年は　雨もなく涼しい日となり
作業はスムーズにすすんだ
水面には　和やかな光景が映る


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浅間祭竹を立て終えて

最後に　南無浅間大菩薩を
唱えながら　お米　藁　塩　水を
撒いて終了した

午後は　近くの森の　大日山でも
祭りがおこなわれた


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真新しい竹が立ち並ぶ立石浦

緑を背景に　白い幣が美しい
初夏の雰囲気です

立神の戸数は　４００軒ほどで
東西南北は　１００軒余り
当番は　１００年に１回ほどらしい


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