安乗神社の注連縄切神事は八岐大蛇(やまたのおろち)に見立てた二本の大しめ縄をカヨウ(加用)と呼ぶ若者が刀で断ち切る
しめ縄の断面からは わらの粉が舞い迫力満点
しめ縄の長さは約30m 中心の太さは約1.3mあり ここを力いっぱいに刀を振りかぶって切り落とす 蛇に見立て日本刀で切る神事で
素盞嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した故事が由来と言われている
悪疫退散・家内安全・五穀豊穣・大漁満足を祈願する
安乗神社の創設は 1500年後半頃 疫病退散祈願は
今日までに 幾多の疫病が流行ったことであろう
正にコロナも 悪病退散が祈願である
疫病は 1つ消えても また新たな疫病が流行る 用心用心
注連縄の切り落とす腹の分は 人の胴より太い
真刀で切り落とすのに 一刀目は 65前後 2刀目は 40数回
奇数で切り落とすことにしている
お見事に切れました
刀で切り落とす度に 見物者が大きな声でカウントする
切上がると 拍手がわき 時の声「いおう」が発せられる