海岸によっては 場所で波の寄せ方が異なり
ここは 波が小さくても 小意地癖のある波
注連飾り
伊勢地右方では 注連飾りは １年中掛ける
木札は 庶民将来子孫の門であったが
笑いが絶えないようにと笑門 商売繁盛を願う
千客万来を付けるようになった
庶民将来子孫の門が 二見の松下伝わる民話で
スサノオノミコトが旅に出 日が暮れ 一夜の宿を求め
この辺りで１地のお金持ちの巨旦（ごたん）の家を尋ねたが
うちは貧しいから泊められないと 断られた
困り果てて しばらく辺りを歩き回り 蘇民将来の家が眼に入り
一夜を泊まらせてほしいと依頼 貧しいながらも
心優しい蘇民は「どうぞ、汚れていますが」と言って家の中に招いた
お礼にと 庶民将来と記した木片がわたされお守りとなって
お金持ちとなり 幸せに暮らしたとの民話です
この木のお守りが 注連縄にとりつけられ家の玄関口で悪いことを追い払ってくれているのです
玉城町の大きな蜂谷柿は ９月下旬 赤くなっていたが
１２月 立派な干し柿となりました
表面に糖分が結晶し 甘くて美味しい干し柿の出来上がり
蜂谷柿を4等分して乾かした干し柿
姿のままの干し柿は やや柔らかいが
この干し柿は 固いが 食べているうちに
美味しくなってくる
真珠養殖が終わり 真珠を採取した後のアコヤ貝の貝柱
この貝柱から見ると 6～７ｍｍの よい球が採取来たように思われる
貝柱は 癖がなく 美味しく 色々な料理ができ 手間取りません
刺身 ソテイ かきあげ フライ 貝柱の味付けご飯などで楽しめます
志摩では お正月無くてはならない料理の一品
酢にして コリコリと美味しい食べもの
生簀の中を覗くと ややグロテスクに思えるが
食べるのに 昔の人は勇気も入ったでしょうね
寒波襲来が伝えられる中 雲が多く
晴れたり曇ったりと 目まぐるしく変わる
海は静かで 海苔網は影を落とし 空模様を映す
長閑な日
