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最近、俄かに騒がれている隕石衝突のお話。
興味が有ったのでちょっと検索していたら、1月の終わりにこんなニュースが有ったそうです。
映像にこういう感じで記録されるのはほぼ世界初らしく、貴重映像らしい。
私はこういうのに凄く惹かれます。
2013年2月15日のロシア隕石とかでかなり勉強したので、今回のカナダ隕石衝突事件もちょっと深堀!
上に貼った動画にもその瞬間を超スロー?コマ撮りでクローズアップしていますが、隕石と言われているものがほぼ垂直落下しているのが判り、何となくイメージ的にチェリャビンスク隕石のように斜めに飛んでくるんだと思ってたので、ちょっと疑問発生の為その辺を検索してみます。
過去に地球に衝突した結構大きめの隕石は45度~60度で当たってきてるそうで、逆に言えばそれより浅い角度では空気層で弾かれる、もしくは地表に到達する前に破裂するらしいです。勿論直角で落ちてくるものも有るでしょうが、地球の公転・自転の関係で大なり小なり斜め方向から突入してきます。
チェリャビンスク隕石は19.5度・19.2km/sで大気圏に突入後、空気抵抗とかで減速して池ポチャ時にはもうちょっと角度が付いていたようです。
地表に到達するまであまり角度が変わらなかった理由は速度と質量が大きく関係してるんでしょうね。
一方カナダの庭先に墜ちた隕石は5cm以下だったように見受けられます。
このサイズだと突入時に浅い角度で飛んできても、空気抵抗で減速したのち、引力で自由落下→衝突といった順番でほぼ直角になる気がする。
速度に関してはなかなか難しい計算が必要なようで、例えば高層ビルの屋上からコインを落とした場合のシミュレーションを解説してくれるサイトが有ったので貼っときます。
コインと5cm位の石とでは比重・形状などが端から違うためあまり参考にはならないかもしれないですが、物理的にどういった動きがみられるのかは多分同じ。
静止状態からの落下だと、空気抗力である程度の速度に至るとそれ以上速度が上がらない為、衝突時は人に当たっても痛いけど特に怪我しない位だそう。これはたとえ10㎞から落としても終端速度は同じって事になる、う~ん
で、カナダの隕石衝突の瞬間とされるケースではエントランスのけっこう固いブロック状に落ちて爆ぜた様に粉々になってしまうのはなんか怪しく感じてしまうのです。
比重がそんなに大きくない石状のモノがあれ程の破裂音を出すようなエネルギーを地表まで維持できるとは俄かに信じがたいです。
例えばスリングショット(ぱちんこ)とかで2階ベランダから垂直に撃ったとか、なんか作られた動画のような気がしてしまう。
検索していて判ったんですが、実際この画像が撮られたの2024年の7月だったそうでその辺の詳しい記事
集めた粉々の破片成分分析はアルバータ大学のその方面の権威が太鼓判を押したそうですので、粉々の物は隕石らしい。ただ、画像自体の信憑性を検証する作業を未だにやっている最中なのか、もしくは整合性が確認できて半年たった今、ニュースになっているのかは不明。どうも怪しさが拭えない結果となりました。
庭先に置き石という、これまた珍しい現象は現在進行形で日本で発生中