迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

スキンヘッドの悲哀・・・嗚呼、好きでこうなってる訳じゃない

2018-04-16 21:54:00 | 日記

​毎度様です。悪性リンパ腫の主な治療法である化学療法は、症状と投与される薬の種類にも因りますが、大抵はスキンヘッドになります。

イメージ画像

私じゃないです、ロック様ことドウェイン・ジョンソン​氏↑は、たぶん普通に好きでやってるのでしょうよ。

で、ですね、本人のショックは、それはもうかなりのもんでした・・・最初の投薬(点滴)から約9日後にそれは始まりました。頭を洗った時顔中に、体中に毛が張り付き思わず「WOW!」と、すごいネイティブな発音で声が出ちゃいましたね。

全身網タイツなんか着た事はないけど、たぶんこういう感じなんだろう・・というイケナイ知識の扉が開くほどの衝撃です。

なんとか自分の中で消化した後、ふと思うことがありました。まずは、同居中の者達にこれをいきなり見せていいんだろうか?という老婆心?思いやりでしょうか・・・・

初めはバンダナでそれとなく事の成り行きと、暗黙の了解をお互い交わしながら、全抜け5日目くらいに開示しました。そのうち近所にも理解が深まり、全く気にならなくなってきて、どうしようか迷っていた姪っ子への暴露もソフトな感じに済み、晴れて春の陽光の元、胸を張って歩むことにしました。フルオープンで

 

さて、ここまでは良かったのですよ、ここまでは。

スキンヘッドには3日程で移行した割に、不思議と眉毛だけはしっかり残っていたのです。

体付きはハート様っぽい割りに意外とファニーフェイスだったせいで、可愛いスキンヘッドであったろうと自負していたんですよ​

哀愁漂うハート様

しかし、かなりゆっくりと・・・・まじで全く自分で気が付かないうちに、眉毛(と、下野家)が消えていったのです。

アハ体験ですよ

なんとなく↓六平直政さんに登場して頂きました。


これが​たぶんここに盲点があったのでしょうね​

ショックな出来事が、ここ4日の間に立て続けに起こりました。

​まず6回目最後の投薬が始まる前の日の出来事です。

1tトラックで街を走っている時に携帯が鳴り、路肩駐車したのが交番の窓の真ん前だったんですよ。ハザード出して携帯で話し出して、ものの20秒ほどでしょうか?小さな交番から5人ほど警官が飛び出してきました。

トラックの周りをグルグルと回ります・・・ええぇぇ~

…せめてなんか聞いてよ​  「オイ、貴様!その頭と眉毛は何だっ!」でも良いから。

3周ほど回ってまた交番に入っていきましたね。

もうね、その夜は自棄毛蟹とビールで乾杯しましたよ。こんなことで折れちゃだめだ、と

あと、仕事柄よく行くクボタのおねーさんが、スキンヘッドになった後の初・部品注文に行った際、こっちを全く見てくれなくて名前を言って初めて誰か判ってくれたってのも地味にきました。

で一番ショックな出来事が今日起こったのです​

(説明入ります)この点滴治療は2日に渡り行われるのですが、それから一日空けて白血球を増やすジーラスタ皮下注射というのを打つのです。月曜で激混みの病院に赴きました。注射自体はあっという間に終わり、トイレに行ったところ、ここも激混み状況でえらい事になってましたね。(状況説明終わります)

ふと奥のほうを見やると、小さな童(どう表現したらいいか、童としか・・・)がおしっこをしようと奮闘しているようでした。

一瞬ですが、目が合ったんですね。

私は空いてる座りの方に入り、おもむろに用を足していましたところ、外からその声は聞こえてきました。

「う~ん、出ないよう~っおしっこ出ないよぅっ!」   ・・・泣いているのか、雷電?

そのあまりの悲哀に満ちた叫びに、私は凍りつきました。

俺か?おれと目が合ってしまったせいなのか、と

これね、眉毛書き忘れたわ!

せっかく姪っ子の勤め先のコンビニで買ったのに→愛され美人眉 KQ2019​​



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