Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

クリスマス 2023

2023-12-25 | 生活

2023年も残すところあとわずか…。今年のクリスマスはボストンからやってきた娘と孫と一緒に過ごしました。

毎年クリスマスの飾りを出すのが面倒になってきているこの頃ですが、それでもやっぱりクリスマス。例年通り、いえ、ちょっと省略しながらクリスマスツリーを飾り、娘と孫が来るのを待ちました。


去年から変わったLEDのライティング、今年のはなぜかちょっと雨が降るとすぐに消えてしまいます。

今年は4歳になった孫と一緒にヒューストン・バレエの「くるみ割り人形」を見に行きました。


一幕はストーリーがあるので食い入るように見ていた彼女ですが、二幕はバレエが中心になるので、途中から夢の中。夢の中でクララと一緒に踊っていたのかしら…。


夫と一緒に手を繋ぎ、嬉しそうに何かを話しながら劇場に入って行く後ろ姿はなかなか可愛い。

バレエを観た後はイタリアンレストラン”Mia Bella Trattoria"へ。ヒューストンの数あるイタリアンレストランの中でもここはメニューも豊富で味も良いし、お店の雰囲気も良いし、しかもサービスもとても行き届いているので気に入っているレストランです。

食後、送りに出てきてくれたウェイターのエミリオと一緒に。

クリスマスの朝、「Merry Christmas!!」と嬉しそうに階下に降りてきて「Can I open the presents?!」

サンタさんの「悪い子リスト」に名前が載らないようにと頑張ったようで、たくさんのプレゼントをもらったようです。

2023年、世界中で色々な不穏なことが起きている今日この頃。2024年はどうか平和が戻りますように。子供達に平和な未来が訪れますように_。

 


To Berlin 2. ベルリンフィル・マーラーの交響曲第4番

2023-12-18 | 音楽

久しぶりにベルリンに行きました。あのコロナのパンデミックが始まる直前の2020年の3月にマーラーの3番を聴きに行って以来です。あの後、1、2ヶ月後にベルリンフィルもコンサートを取りやめたと聞いています。ベルリンはブランデンブルグ国際空港が開業しており、今回初めて新空港に降りました。以前のティーゲル空港に比べるとベルリン市内までかなり遠くなってしまい、あの小さな空港がちょっと懐かしかったです。

今回は娘たちや孫たちと一緒にベルリンフィルのクリスマス・ファミリーコンサートを見るのが目的でしたが、ちょうど同じ時期にマーラーの4番をやるというので、クリスマスコンサートとは別にチケットを取りました。もちろん私と夫だけですが_。


パンデミックが一応終息した形になり、コンサートホールは超満員。ほとんど誰もマスクはしていません。

今回の席はほぼ真ん中のRow3なのですが、これが中央あたりの席はRow1が無いため、前から2番目の席になります。

コンサートマスターやヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのファーストの人がもう目の前で音もめちゃくちゃよく響いてきますが、私の背丈では後ろの方のフルートなどの木管楽器の人たちはほとんど見えません。6フィート以上ある夫だけが「うん、この席はいい」と満足していましたが_。

久しぶりのベルリンフィルの音は、「あ〜、これだ、この音だった!!」と心と体を揺さぶられるような響きを感じて、やっぱりここまで来て聴く価値はあるなぁ、と改めて思いました。そしてやっぱりマーラーはイイ!

話は飛びますが、2025年5月にオランダのアムステルダムでマーラーフェスティバルが開催されます。10日間でマーラーの交響曲全曲を世界中の有名オーケストラがそれぞれの曲を担当して演奏するというもので、NHK交響楽団も参加するそう。ベルリンフィルは9番を演奏。かなり先の話ですが、チケットの販売はつい先日でした。夫と私はかなり迷った末、全チケットを購入しました。驚いたことにチケットはもうすでにかなり売れていて、今やもう完売状態。マーラーの人気に今更ながら感心。

これから何が起きるかわからない世の中。そして私たちもいつまで健康で旅行を続けられるかわかりません。でも2025年に向けて夢を持っているのも素敵なことではないかと思い、自分を励ましていけそうです。

 


To Berlin 1.ベルリンフィルのクリスマスファミリーコンサート

2023-12-17 | 旅行

10日ほど前、娘たちと孫二人と一緒にベルリンへ行き、ベルリンフィルのクリスマスコンサートに行ってきました。もう10年くらい前、ベルリンフィルの他のコンサートチケットを買った時に、ちょうどやっていた昼間のファミリークリスマスコンサートというのを見つけ、どんなものだろうとチケットを買ったことがありました。午前11時から始まったコンサートには、2歳前後の小さな子供から10代くらいの子供まで、たくさんの子どもたちが親と一緒にやってきていて、子供が舞台に上がったり、みんなで歌ったり踊ったり、それは楽しいコンサートでした。あの頃、まだ孫がいなかった私たちでしたが、「孫ができたらこんなコンサートに一緒にきてみたいわね」と夫と話していたものでした。それ以来、このコンサートは毎年録画されてベルリンフィルのウェブサイトで公開されていました。そして今、3人の孫ができ、それを実現すべく、またしても3ヶ月前の夜中に起きてチケットの予約をして、娘二人と8歳(ベルリンに到着した日が8歳の誕生日)のカイ、4歳のミナと一緒にベルリンへ向かいました。ユージーンに住む娘とカイはデンバー経由でニューアークへ。ボストンに住む娘とミナはニューアークまで行き、二人と合流してベルリンまでやってきました。私と夫はフランクフルト経由でベルリンへ行き、ホテルでみんなと合流。


ニューアークの空港でピアノを見つけて早速演奏するカイ。ホント、好きなのねぇ。


ミナはヒューストンにもよく来ているし、5月に日本にも一緒に行ったので、長いフライトにはちょっとは慣れていたようですが、カイにとってはほぼ24時間のフライトはかなり疲れたことと思います。


娘たちが先にベルリン・ブランデンブルグ新空港に到着。(3年前にオープンしたばかりで、私たちも初めてでした。)


ベルリンではよく利用するグランド・ハイアットホテル。クリスマス仕様で、ロビーはポインセチアがいっぱいで、とても華やか。

到着した夜は娘たちは相当疲れたようで、ホテルのラウンジで食事をとってそのまま寝てしまいましたが、私と夫はビアレストランへ。


いつものソニーセンターのドイツ料理のお店は6時前だというのに満席。仕方がないのでフラフラとレストランを探していたら、3年前に来た時にはなかった、ミュンヘンからのビアレストランを見つけました。これが大成功。ビールも美味しいし、ソーセージもポークナックルというのも皮がパリパリでとっても美味しく、疲れも吹き飛びました。

そして帰りはクリスマスマーケットでホットワイン。


部屋の窓からベルリンフィルのコンサートホールが見えました。

いよいよクリスマス・ファミリーコンサート




孫たちは何が始まるのか???ワクワクだったようですが、司会のホルン奏者セーラさんのドイツ語が全く理解できないので、途中からちょっと退屈してしまったようです。確かに私もドイツ語は全くわからないので、子供の気持ちが理解できます。今回は金管楽器が主役のコンサート。大人だから音楽だけでも楽しめるのですが、子供にとっては周りの子供達の様子が気になったり、でも話は理解できないし_で、ちょっと気の毒だったかな。でもこんな素敵な雰囲気は覚えておいて欲しいな。


夜のクリスマスマーケット。メリーゴーランドもあって子供たちも大喜び。


昼間はRodelbahnという雪山のチューブ滑り。雪の山から降りるというのが本来の目的ですが、今年は暖かくて、雪もなく、なんとか水を撒いて凍らせていましたが、チューブの滑りはイマイチ。子供たちにとってはあまり勢いが出なくてよかったかも…

この日の夕食は、私と夫が初日に行ったビアレストランへ。店が混む前にと早めに行って正解。子供連れは、レストラン選びも大変です。

4泊5日の短いベルリンの旅でした。この旅行をとても楽しみにしていたカイに感想を聞いて見たところ、ドイツがとても好きになったし、もう一度来て見たい、ベルリンフィルの普通のコンサートを見たいとのこと。ミナにとっては2度目の外国旅行。自分は日本人だと主張している(でも全く日本語は話せません)ミナですが、ドイツ語にも興味を持ったようです。この旅行で、幼い子供たちの心には何が残ったのでしょう。難しい今の世の中ですが、いろいろなものを見て、聞いて、体験して、柔軟な心を持ったのびやかな大人に成長していってもらいたいものです。

 

 


感謝祭 2023

2023-11-23 | 生活

今年もあっという間に感謝祭の時期になってしまいました。恒例の我が家の感謝祭、家族が全員揃い、いつもの友人たちも来てくれて楽しい時間を過ごしました。去年の感謝祭も楽しくみんな揃って過ごしたのですが、ここにアップロードできないままになってしまいました。

 
これは2022年の感謝祭。


今年のターキーは17 lb。スモーカーの調子がイマイチで、思った以上に時間がかかってしまいましたが、味はなかなかよかったです。いつものように可奈さんの夫のブーちゃんがターキーを美しく切り分けてくれました。


集まるたびに大きくなっていく孫たちに会うのも楽しみの一つです。もうすぐ8歳になる孫の一人は、今回一年でびっくりするほどピアノが上手になっていました。とにかくピアノが大好きで、我が家に到着するなりピアノの部屋へまっしぐら。大好きな曲を次々に聞かせてくれました。目をキラキラさせながら夢中で好きな曲を弾く姿は子供らしくて見ていて楽しいものです。




それぞれ個性豊かに育っていく子供たち。平和な世の中で無事にスクスクと育ってほしいと切に願います。

 


バスルームのリノベーション

2023-10-20 | 生活

この夏(7月)バスルームのリノベーションをやろうと決めました。現在の家を買った時(7年前)からバスタブのシャワーから水漏れが続いていたし、巨大なジャグジータブはただただ大きいだけで使いづらいなぁと思っていたので、以前から憧れていた日本式のシャワールームの中にタブを入れたお風呂にしてみたかったのです。これ最近アメリカでも流行り始めています。もちろんバスタブには追い焚きの機能はありませんが…。とは言ってもアメリカでリノベーションをやるというのは、かなりの時間とストレスが必要になります。日本では流石に決められた時間内でサッサと終わると聞きましたが、こちらではそうはいきません。なので一軒家を建てる人はどんなだろうかと想像を絶します。私の友人は豪邸を5年かけて建ててました。でも過去何度かリノベーションを経験しても、やはり出来上がった時の喜びの方が大きいのか、毎度味わうあのイライラを忘れさって懲りずにまた挑戦してしまうのです。


左の写真のバスタブが問題のバスタブ。ジャグジーバスなのですが、使うと穴からふわふわとゴミが浮いてきて気持ちが悪い。右のシャワールームには天井と正面の壁、そして右側の壁にもボディ用の4つのシャワー(殆ど未使用)が付いていますが、使うのは殆ど正面の壁のシャワーだけです。


7月末から工事が始まりました。シャワールームの前にあったキャビネットを取ってもらって、シャワールームを拡張します。


巨大なバスタブが消えました。


バスタブのあったところにキャビネットを作ってもらいました。シャワールームがかなり前に出てきて明るく広くなりました。


シャワールームのタイルとバスルーム全体の床のタイルが完成。


バスタブとシャワーなどが入って、一応シャワールームが完成(9月末)

 
ようやくシャワールームのガラス戸が入り、照明器具(右側は場所を調整中)が取り付けられ、カウンタートップが入り、シンクと蛇口が取り付けられました。

 
そして、最後にようやくトイレが完成。日本のToToの一体型タンクレスウォシュレットにしたので、水道管を移動したりする必要があって手間がかかりました。でもすっきりしていてなかなか良いです。

こんな感じでようやく3ヶ月弱かけてバスルームのリノベーションが終了しました。疲れました。