翌日は市内観光半日コースのバスに乗って市内をまわりました。
そして夕方、ファドを聴きながら食事をしようと、観光バスでまわったアルファーマ地区に出かけ、同じようなお店がならぶせまい路地でウロウロして、結局コレッという理由もなく客引きのおじさんの勧めで店に入りました。
ファドは8時からということで、席に着くとすぐにこんなのが運ばれてきました。
アメリカや日本だと、注文していないのにテーブルにやってきたものって、お金は取られないもの、サービスと思いますよね? ところがこの国はちがうのです。パンもバターもすべてチャージされちゃうのです。最初はレシートの明細を見て、何の請求かとかなり悩みました。なにしろポルトガル語で書いてあるし... でもいったんそれが解明されて以来、テーブルに来たものでも、食べたくないものは手をつけないように気をつけることにしました。これもすべてしっかりチャージされていました。
そしてこのおつまみを食べながら待つこと30分以上。歌も始まって、盛り上がってるのに、注文した食べ物が来ない!!テーブルの上のものがほとんどな~んにもなくなっちゃって、ワインばかりがはかどって、2本目を注文するころにようやくやってきました。
いわしの焼き魚、たこ、サラダ、... etc. なぜか目玉焼きがのっかてるものがでてきてびっくり。でもおなかがすいていたので、写真も撮らずにあっという間に食べてしまい、しばらくしてから、あっ、写真忘れた!と思ったときにはかなりなくなっていました。失礼。
おなかがいっぱいになって、ようやくファドを聴く余裕ができたのですが、初めて聞いたファド、もっとくら~いのかと思ったらそうばかりでなく、けっこう明るい曲もあり、言ってみたら日本の演歌のようなものなのかなぁ、なんて思いながら帰ってきました。