Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

ポルトガルの旅 その2

2011-07-14 | 旅行

翌日は市内観光半日コースのバスに乗って市内をまわりました。

そして夕方、ファドを聴きながら食事をしようと、観光バスでまわったアルファーマ地区に出かけ、同じようなお店がならぶせまい路地でウロウロして、結局コレッという理由もなく客引きのおじさんの勧めで店に入りました。



ファドは8時からということで、席に着くとすぐにこんなのが運ばれてきました。

アメリカや日本だと、注文していないのにテーブルにやってきたものって、お金は取られないもの、サービスと思いますよね? ところがこの国はちがうのです。パンもバターもすべてチャージされちゃうのです。最初はレシートの明細を見て、何の請求かとかなり悩みました。なにしろポルトガル語で書いてあるし... でもいったんそれが解明されて以来、テーブルに来たものでも、食べたくないものは手をつけないように気をつけることにしました。これもすべてしっかりチャージされていました。

そしてこのおつまみを食べながら待つこと30分以上。歌も始まって、盛り上がってるのに、注文した食べ物が来ない!!テーブルの上のものがほとんどな~んにもなくなっちゃって、ワインばかりがはかどって、2本目を注文するころにようやくやってきました。

いわしの焼き魚、たこ、サラダ、... etc. なぜか目玉焼きがのっかてるものがでてきてびっくり。でもおなかがすいていたので、写真も撮らずにあっという間に食べてしまい、しばらくしてから、あっ、写真忘れた!と思ったときにはかなりなくなっていました。失礼。

おなかがいっぱいになって、ようやくファドを聴く余裕ができたのですが、初めて聞いたファド、もっとくら~いのかと思ったらそうばかりでなく、けっこう明るい曲もあり、言ってみたら日本の演歌のようなものなのかなぁ、なんて思いながら帰ってきました。


ポルトガルの旅 その1

2011-07-12 | 旅行

先日、例によって夫の学会でポルトガルに行ってきました。
ポルトガルと言えば、日本と最も古くからお付き合いのある国のひとつなわけで、日本が取り入れた洋物のルーツの国。おまけに「スペインよりも食べ物がおいしい」なんていうことを何人かの人に言われたので、いったいどんな国なのだろう、どんなにおいしいものがあるのだろう、と私の期待は膨らむだけ膨らんだのでした。

まずは夫の学会のあったリスボン。泊まったホテル、ペスタナパレスはすばらしかったです。郊外にあり、広大な庭のあるお城のようなホテルでした。ただ、毎朝でる朝食のビュッフェはいまいち。果物がなぜかおいしくなかった...スペインのオレンジはあんなにおいしかったのに... それでもここのプールサイドで、サングリアを飲みながら寝転んでいた時間は「至福の時」でした。気候も最高で、ほんとに気持ちがよかったです。


宿泊したペスタナパレス・ホテルです。

 到着した日、ホテルのプールサイドでくつろいだあと、リスボンのセンター、バイシャ地区の方へ食事に出かけました。


そして地元のおいしいモノを食べようと、できるだけ観光客があまり行かないようなレストランを探して_。
 
こんなレストランを見つけました。ブロークンな英語で「5分待ってね」で、待たされること30分。ようやくテーブルに案内されてメニューを見ると、

こ~んなかんじ。ぜ~んぶポルトガル語。英語のメニューもなし。観光客の行かないレストランを探したワケだから、当然といえば当然なんだけれど、何をたのんでよいやら皆目検討もつきません。ヨソのテーブルを見て、レストランで唯一英語ができるウエイターさんに、「あれは何?」と聞いたり、Iphone のGoogle translateを使って調べたりで、かなりの時間をついやしてようやく注文。


うさぎとあさりのナンチャラ、とか、けっこう不思議な取り合わせのお料理たちでしたが、まぁまぁの味でした。